月別アーカイブ: 2018年4月

県、クルーズ拠点形成へ構想発表

2018年4月5日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県はこのほど、東アジアのクルーズ拠点形成を目標とした
「東洋のカリブ構想」を発表しました。

国内外から訪れる空路客がクルーズ船に乗り換える拠点として
沖縄を位置付け、県内離島や東南アジアを結ぶ
「フライ&クルーズ」を展開するもので、
中国・厦門、台湾・高雄といったアジアの主要港と
経済連携の覚書を結んで共同誘致を行い、
アジアの拠点港としての地位確立を目指します。

昨年の実績で沖縄にはクルーズ船が515回寄港していますが、
中継地にとどまっており、
客数の伸びに消費額が伴わないのが課題でしたが、
沖縄が発着地となることで、滞在時間と消費額拡大を見込みます。

また、中国、東南アジア、日本国内の主要港を結び、
沖縄発のクルーズ商品を開発します。

マイアミなどを発着地にハバナなどを周遊するカリブ海クルーズは、
最新鋭の客船配備やCIQ=税関、出入国管理、
検疫の手続きが整備され、世界各地の船が就航しており、
構想を発表した翁長知事は
「『東洋のカリブ構想』を世界へ発信することで関心を喚起し、
さらなるクルーズ船寄港につなげる。
新たなターミナル整備などの投資につなげ、
世界水準のリゾート地を目指す」と語りました。
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「宮古島市立宮島小学校の閉校式が行われる」

「宮古島市立宮島小学校の閉校式が行われる」
方言ニュース4月4日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

在校生の転校で廃校となった
宮古島市立宮島小学校の閉校式が今月25日、
校内で行われ、元在校生や卒業した地域の住民ら
およそ150人が参加しました。

登壇者らは学校への思いをそれぞれ語って名残を惜しみ、
学校旗が市教育委員会へ返還され、47年の歴史に幕が降ろされました。

1959年に平良教育区立狩俣小学校宮島分校として誕生した宮島小は、
1971年に宮島小として開校しました。
当初は135人いた児童数は減り続け、
2016年度末の時点では6人となり、
そのうち6年生3人が去年3月に卒業したため、
在校生3人は狩俣小に全員が転校し、去年12月に廃校が決まりました。

1年生の時に通った狩俣小2年の女の子は
「私は宮島小が大好き。いいことがいっぱいあった。
このことを狩俣小の友達にも教えたい。宮島小のことを忘れないで頑張りたい」
と話しました。

島尻自治会の宮良会長は運動場などの施設整備に
住民総出で手伝ったことを回想した上で、
「完成の日を見た時の達成感は何事にも代え難い格別な喜びだった。
本校跡地が憩いの場、心のよりどころとなるよう願う」と述べました。
後利用については、校舎を福祉事務所として再利用したいとの申し出があるということです。

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給食時間に“怒っているとうがらし” 与那国言葉普及活動

2018年4月3日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

与那国町立久部良小学校の給食時間のお昼の放送に、
与那国言葉を使った放送が始まっています。
放送は5年生の和泉りんかさんが考え、
提案したもので、子どもたちに
与那国ことば遊び絵本
「くい んだし あんびんだんぎ~声にだしてあそぼう~」が
プレゼントされたことがきっかけです。

ある日、泉さんら5、6年生の教室で、
教員が絵本にマジックで数字や
「とばす」と書かれているのに気付き、
和泉さんが「私が書いた」と話しました。
その理由を
「与那国の方言って無くなりそうなんでしょ?
だから、お昼の放送で一日一つずつ放送したらどうかと思って」
と告げたということです。

給食時間にふさわしくないと思ったページには
「とばす」と書いたようで、
このアイディアは、友人らの後押しもあって実現しました。
放送初日の6日は和泉さんがマイクに向かい、
「今日の与那国方言は『くんどぅぐりぶる くす』。
正解は『怒っている とうがらし』という意味です。
では練習してみましょう」と話しました。
放送室からの「みんなで言ってみましょう」の声に応え、

教室からは「くんどぅ…」と、元気な声が響き、
放送を終えた和泉さんは「超緊張した」と話していました。
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2018年4月2日 第391回目の放送分です

4月2日 第391回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、弁護士の三宅千晶さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のハンサム・大和のハンサム

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那覇の波の上ビーチでも海開き

方言ニュース 
2018年4月2日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

那覇市唯一の遊泳ビーチ、波の上ビーチできのう午前、海開きが行われました。

青空の下、
多くの家族連れや観光客らが訪れ、
海に入った子どもたちは
「水が少し冷たい」と話しつつも、
水しぶきを掛け合い、
海水浴を楽しんでいました。

海開きは若狭地域の子どもたちでつくる「若狭ちむどんどん太鼓」のエイサーで
幕を開け、
天妃小学校4年の大城友伽さんと
若狭小学校3年の板良敷杏美さんが
「2018年、波の上ビーチ海開きを
宣言します」と元気よく声を響かせました。
そして、ビーチを管理する
「ナハ・シー・パラダイス共同企業体」の
白石代表理事が
「安全に楽しんでいただきたい。
皆の施設なので、
安全にきれいに使ってほしい」
とあいさつしました。

祖母とビーチを訪れた豊見城市の3歳の女の子は、
前の日から水着を着て、
海開きを楽しみにしていたという
海に入った後「楽しかった」
と笑みがこぼれました。
また、家族や友達と訪れた那覇市の5歳の女の子は
「海に入るのが楽しみだったけど、ちょっと寒かった」
と話し、浜辺で真っ白な砂に埋まり、
日なたぼっこを楽しんでいました。

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オープニングトーク『みーかー野菜ソムリエアワード本選東京大会に出場決定!』

4月1日放送分

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

きしゅへんロックンロール第158回
「スマホどんな機種使ってるのか教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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遠藤聡志(えんどうさとし)さん【琉球大学工学部教授】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
4月1日放送分

今週のコーラルラウンジは、琉球大学工学部教授の遠藤聡志(えんどうさとし)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

遠藤さんは1964年生まれ。北海道のご出身です。

北海道大学工学部卒業後、同大学院に進み、1990年、電気工学専攻を修了。同年、北海道大学の工学部の助手に採用され研究者の道に入ります。1995年には博士号を取得。その後、琉球大学に籍を移し、2005年から工学部情報工学科の教授を務めています。

専門分野は「複雑系工学」や「人工知能」。難しそうな学問ですが、例えば「生物の脳」や「社会現象」などの成り立ちや性質を解き明かすための方法を工学的に研究する分野です

遠藤先生が近年力をいれている研究テーマが「ツーリズムインフォマティクス」。複雑系工学の技術を利用して観光分野を分析することです。

今回はその前編です。

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