月別アーカイブ: 2020年10月

野生外来イノシシ対策 説明会開催

 方言ニュース 
2020年10月28日(水)
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県環境部による「慶良間諸島における外来イノシシ対策事業について」の住民説明会がこのほど、渡嘉敷村中央公民館で村住民ら多数が出席して開かれました。
現在、県環境部では、慶良間諸島に生息する外来イノシシ対策を行っており、今年度の事業では、渡嘉敷村での捕獲作業を来月11月3日から
来月末にかけ実施する予定です。
説明会で自然保護課担当職員は、渡嘉敷村で2003年ごろからイノシシが野生化して繁殖し、海を渡り座間味島、慶留間島などでも農作物などへの被害が相次いでいると説明し、それ以外にも島の貴重な生物への生態系へ影響が懸念されることから野生イノシシの根絶、生態系保存対策などについて話しました。
引き続き、県環境科学センター担当職員が、わなによるイノシシの捕獲方法、
囲いわな、箱わな、くくりわな、銃による発砲駆除などを説明しました。
また、捕獲にあたり住民や観光客への注意喚起や安全対策などを呼び掛けました。
住民の(81)の男性は「島の貴重な自然、植物、
生物などを守るためにもぜひ野生イノシシの根絶を図ってほしい」と要望しました。
               

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紙面で交流 沖縄戦知るきっかけ

方言ニュース  
2020年10月27日(火)
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
「この歌知りませんか」。
先月、読者からの投稿を載せる「声」の欄に、こんな見出しの投稿文が掲載されました。投稿したのはケアマネーャーの宜野座村の池辺賢児42歳さんで、沖縄戦を体験した男性からの投稿文も寄せられるなど反響が広がり、紙面を介して戦争を知らない世代と戦争体験者がつながりました。
池辺さんは沖縄本島北部の高齢者施設で90歳近い女性が歌った歌が気になり、女性に聞いても曲名が分からなかったため、「時は昭和20年、沖縄上陸したゆえにアメリカ兵に捕虜とられ、甲板暮らしで苦労する。甲板生活嫌なれど、もはやMPに着替えられ、朝と晩との握り飯、食えや沖縄、懐かしや」との歌詞も含めて投稿しました。
これに対し、「この歌では」と情報を寄せたのは現在の名護市一部、屋部村出身で、
那覇市の冝保栄次郎さん86歳です。
冝保さんは家族とともに米軍に捕らわれ、田井等の収容所に運ばれ、戦後、屋部に戻ってからこの歌を聴きました。
歌は替え歌で、「東京の流れ星」が原曲だと分かり、
池辺さんは今回の件をきっかけに名護市にあった収容所に関心を持ちました。
沖縄戦の記憶の継承が課題となる中、紙面を通した人と人との結び付きが、沖縄戦を知るきっかけにつながりました。
                 

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2020年10月26日 第524回目の放送分です

10月26日 第524回
2010年10月よりスタートして今年で10年目に突入したこの番組。沖縄は益々ヤマトで元気です。2020年よりは、アルゼンチン3世ながら、100パーセント沖縄の血を継ぐ演歌歌手、大城バネサを新メンバーに迎えて、目指せ紅白を応援するべく「アリーバ!バネサ」の新コーナーもスタート。ぜひお聴き下さい!
オキナワンドリーム
ゲストは、川崎沖縄芸能研究会の名嘉ヨシ子さんの人生について伺います。 

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いじめ・不登校の児童生徒 過去最多

方言ニュース   
2020年10月26日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

暴力行為やいじめの認知件数、
不登校の児童生徒数が過去最多となりました。

県教育委員会の担当者は
「いじめや暴力行為を隠すのではなく、
見つけて対応するのが大切だ」と、
積極的な認知の成果を強調します。

一方、不登校が増加する背景に、
学校のスタンダード化を挙げる教員や
保護者は多くいます。

ノートの取り方や話を聞く姿勢など、
細かな決まりをつくっていますが、
学校全体を落ち着かせるためのもので、
学力向上対策と並行して
広まったとみられます。

ある小学校教諭は
「朝のあいさつは会釈はだめで、
立ち止まってしなければならない。
授業中は鉛筆と消しゴムしか出しては
いけない決まりがあり、
机に筆箱を置いていると怒られる。
子どもたちは息苦しい学校生活にストレスを
感じている」と説明し、
見直しを求めます。

フリースクールや放課後児童クラブを運営する
侍学園スクオーラ・今人沖縄校の
蟇目崇校長は、不登校児童生徒の増加について「子どもたちは対人関係に
不安を抱えているようだ。
不登校ではないが、
登校しぶりも増えている」と指摘し、
「何がしてあげられるか、
子どもと一緒に考えることが大事だ」
と話しました。 

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中山義隆(なかやまよしたか)さん 【石垣市市長】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
10月25日放送分

今週のコーラルラウンジは、石垣市市長の中山義隆(なかやまよしたか)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

中山さんは1967年生まれ。石垣市のご出身です。

沖縄県立八重山高校から近畿大学商経学部へ進学します。

証券会社勤務を経て、2006年に石垣市市議会議員に当選。
その後、2010年に、第18代の石垣市市長に初当選しました。
現在は3期目を勤めています。

今回は、経済振興の話題から、市長が考える“特区構想”にお話は続きます。

なお、このインタビューは10月5日に収録したものです。

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