月別アーカイブ: 2017年10月

海人の仕事を体験してみよう! 今帰仁・天底小学校

2017年10月31日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

海人たちはどのような仕事をしているのか、
その仕事を追ってみようと、
今帰仁村天底小学校でこのほど、
「うみんちゅが教室にやってきた!
今帰仁の水産業ってどんなお仕事?」
と題した授業が行われ、
漁師が5年生の児童に対し、
日々の漁で使う水中銃や空気ボンベ、
刺し網などのさまざまな道具を紹介し、
子どもたちは興味津々な様子で活発に質問しました。

子どもたちは家庭科教室に移動し、
この日の朝、競り市場にかけられたガーラと
ムルー(イソフエフキ)、シルイュー(シロダイ)の
3種類の新鮮な魚を使い、
海人からうろこや内臓の取り方、
皮のはがし方、三枚おろしなどの手ほどきを受けました。

内臓などを開き、何を食べているのか調べる児童もいました。
そして、その魚を使い、児童25人が
切り身を特製たれに漬けた漬丼と魚汁を完成させました。

魚汁で使用したみそは、
6月の宿泊学習の際にみんなでつくったみそで、
美味しそうに味わっていました。

子どもたちは「上手にさばく方法を教わり、
海人はやっぱりすごいと思った」と話し、
「自分で調理したら、
残すのはもったいないと思ったので全部食べられた」と
お礼と感想を述べていました。

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2017年10月30日 第369回目の放送分です

10月30日 第369回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、旬恵庵 あら垣の新垣 要さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のダイビング・大和の登山

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宮古島市伊良部で豊年祭「ユークイ」行われる

方言ニュース 
2017年10月30日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

宮古島市伊良部の南区でおととい、
伝統の豊年祭「ユークイ(世乞い)」が行われ、
4つの集落の住民が御嶽内で踊りを奉納し、
五穀豊穣や無病息災を祈願しました。

国仲御嶽では引退するツカサンマを
皆でたたえる光景も見られ、
参加者は輪になって踊り、
地域の伝統行事をつなぐ責任と
喜びをかみしめました。

国仲御嶽には午前7時ごろから
地域の住民が続々と訪れましたが、
この地に入ることが許されるのは前夜祭と
ユークイ当日の2日間だけで、
古くから受け継がれてきた慣習を、
今も大切に守り続けています。

この後、ツカサンマらは御嶽の神前に
ごちそうを供えて去年の豊作に感謝し、同時に五穀豊穣と無病息災、
子孫繁栄の祈りを捧げました。

また、男性は円座で神酒を酌み交わし、
集落のさらなる発展に願いを込めました。

国仲自治会の宮国会長は「豊年祭を通して富をいただく。
地域にとっては本当に
大切な行事だ」と熱く語り、

豊年祭のために那覇市から帰郷した男性は
「数え40歳の青年が準備を担当するのも
何年も続いてきたことで、
任せてもらって光栄に思う。
この伝統ある行事を大切にしていきたい」と話しました。
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オープニングトーク『8月19日開催「ナンブ祭り」の模様をオンエアー』

10月29日放送分

今回は8月19日開催「ナンブ祭り」の模様を放送のため
給食係、掲示係はお休みです。

きしゅへんロックンロール第137回
「スマホどんな機種使ってるのか教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

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天久進(あめくすすむ)さん【株式会社オーシーシー代表取締役社長】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
10月22日放送分

今週のコーラルラウンジは、株式会社オーシーシー代表取締役社長の天久進(あめくすすむ)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

天久さんは1970年生まれ。福井工業大学を卒業後、1993年に株式会社オーシーシーに入社。行政システムのエンジニアを経て取締役自治体営業本部長、2012年から常務取締役、2014年、社長に就任しました。

株式会社オーシーシーは、1966年に地元経済界有志によって『株式会社沖縄電子計算センター』として設立されました。設立当初16人だった社員数も、今では620人を擁する県内最大級のIT企業に成長しました。

OCCの歴史は沖縄のコンピューター化の歴史とも言われています。そんなIT業界の老舗という言えるOCCに3年前、若干43歳で社長に就任したのがで天久さんです。

加速するIT技術の進歩と国際化などの社会構造の変化、そんな経営環境に対応していく経営手腕が求められています。改めて、OCCの歴史、そして今後の展望、成長戦略をじっくり伺いました。今週はその後編です。

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宮古島で折り紙ヒコーキのアジア大会が開かれる

「JAL折り紙ヒコーキ アジア大会」が、
来月4日と5日にJTAドーム宮古島で開催されます。

折り紙ヒコーキのアジア大会の開催は初めてで、
タイと韓国、香港、フィリピン、ベトナムから予選を勝ち抜いた
およそ30人が参加する予定です。

大会公式の紙は、宮古島のサトウキビの搾りかす=バガスから作った紙が使われます。
4日は折り紙ヒコーキ教室や各小学校によるトーナメントなどが開催され、
5日は巨大折り紙ヒコーキの制作や滞空時間を競う競技などが開かれます。

個人戦への参加は200円が必要で、両日とも航空教室が開かれます。
宮古島市では13年前から紙ヒコーキ大会が開かれており、
滞空時間のギネス記録を持つ、折り紙ヒコーキ協会の戸田会長は
「2020年に世界大会を東京で開催する。
その前にアジア大会をするなら宮古島だと思った」と述べました。

ところで、きょう10月25日の空手の日を記念して、
県はきょう、沖縄空手会館で、県指定無形文化財保持者らによる
奉納演武を披露するほか、29日には那覇市の国際通りで
2千人を超える参加を想定した記念演武祭を開催し、
「空手発祥の地・沖縄」を国内外に発信します。

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若者も戦争の歴史を知って チビチリガマに折鶴供え

2017年10月24日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

少年たちによる器物損壊事件が起きた
読谷村のチビチリガマにこのほど、
読谷中学校女子バスケットボール部の1、2年生が
自分たちで折った折り鶴を供えました。

部員の父親が
「逮捕された少年たちはチビチリガマが
どんな場所か『知らなかった』と言っていた。
今の若い人も同じではないか」と感じ、
子どもたちに自ら手を動かして
戦争の歴史を学んでほしいと
家族で千羽鶴を折り始めたのがきっかけです。

事件にショックを受けていたという部員ら24人は
呼び掛けに応じ、わずか3日から4日で千羽を折り上げ、
平和への思いを込めました。
そして、この日の放課後、
「自分たちが直接持っていきたい」と、
部員らはチビチリガマへの
およそ4キロの道のりをランニングして向かい、
チビチリガマ遺族会の与那覇会長に
見守られてガマの入り口に千羽鶴を結び付けました。

チビチリガマも訪れたことがあるという
主将の山城桃花さんは
「戦争になれば日常生活ができなくなり、
身近な人や自分も死ぬかもしれない。
戦争を起こさないために、チビチリガマは大切な場所なのに」
と話し、与那覇会長は
「遺族は事件に相当苦しんでいる。
皆さんの思いに心が癒やされる」と語りました。

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2017年10月23日 第368回目の放送分です

10月23日 第368回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、沖縄民謡歌手の堀内加奈子さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のスーパー・大和のスーパー

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北中城村で村の魅力を発信する短編映画の制作発表

方言ニュース 
2017年10月23日(月)放送分

琉球新報の記事から紹介します。

北中城村はこのほど、
村の魅力を発信する短編映画
「きたなかスケッチ」の製作発表を
村役場で開きました。

主演は県出身のエンターテイナーの
仲宗根梨乃さんが務めるもので、
来年2月までに作品を完成させ、
今年度内に村内での上映会や
インターネット上での配信を目指します。

映画は、村出身の漫画家の主人公が、
地元を舞台とした漫画を描こうと
村内を取材する中で、
人手不足に悩む村熱田の伝統芸能
「フェーヌシマ」を
手伝うことをきっかけに、
村の魅力を再確認する内容です。

劇中で主人公が制作する漫画は、
村のホームページで公開し、
作画は県出身の漫画家の喜納柚日さんが務めます。

熱田フェーヌシマ保存会から指導を受けた
仲宗根さんは「エンターテインメントの
パワーを信じている。

フェーヌシマは、簡単に見せているけど、
とんでもない迫力がある。
かっこいい伝統芸能を感じてほしい」
と作品への意気込みを語りました。

また、新垣村長は
「全国に北中城村が知れ渡って、
来てみたいと思う映画になれば幸いだ。
いい映画に仕上げてほしい」
と期待しました。

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