月別アーカイブ: 2019年4月

ミーカガンが新たに有形民俗文化財に指定

「ミーカガンが新たに有形民俗文化財に指定」

方言ニュース4月19日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

糸満市教育員会はこのほど、糸満市出身の金城勇吉(ゆうきち)氏が制作した
「ミーカガン及び制作道具一式」を市の有形民俗文化財に指定しました。
金城氏は漁具としてのミーカガン製作に携わった最後の人物ということです。

市西崎町の糸満海人工房・資料館で展示されている金城氏の未完成2点と
破損を含めたミーカガン20点、道具25点が漁具関係で初の文化財指定となりました。

市教育委員会は
「現在の水中眼鏡と形が似ており、先人の工夫や創意を知るきっかけになれば」
と海人文化の継承に役立てたい考えです。

ミーカガンは、糸満漁師の玉城保太郎(たまぐすく・やすたろう)氏が
明治10年代後半に考案した水中眼鏡の一種で、糸満を代表する漁具の一つです。

モンパノキ(方言名ハマスーキ)で作られており、ミーカガンの登場で、
採貝漁や追い込み漁が発展し、糸満では漁獲量が増大したということです。

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沖縄大学元副学長で名誉教授ディープ・チャンドララールさん

チャンドララールさんは1952年スリランカの出身。
留学生として来日神戸大学大学院を修了し文学博士の学位を取得。
2000年から沖縄大学に勤務します。国際コミュニケーション学科教授を務められ2013年から2017年まで副学長に就任、一昨年の退任後は名誉教授となります。
「社会言語学」の視点から多言語・多民族社会・マイノリティーといった社会課題の研究に取り組みます。学生達には「言語コミュニケーション」の奥深さ重要性を説いています。
また「沖縄スリランカ友好協会」を立ち上げ沖縄とスリランカの交流の促進にも努めています。
チャンドララール先生のモットーは「自分の得たものを多くの人と分かち合う」です
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琉球泡盛の総出荷量、14年連続減少

2019年4月18日(木)
担当 上地和夫先生

県酒造組合は2018年の琉球泡盛の総出荷量が
前の年に比べて5・1%減の1万6829キロリットルとなり
出荷量がピークを記録した2004年から14年連続の減少になったと発表しています。
出荷先別では県外は前の年に比べて1・2%増の2787キロリットル
海外は前の年に比べて6・9%増の31キロリットルと増加したものの
出荷割合が最も大きい県内が6・3%減となったことが影響しています。
出荷量は沖縄ブームなどの影響で
過去最高だった2004年の2万7688キロリットルから39・2%減少し
4年連続で2万キロリットルを割り込んでいます。
出荷量の減少に伴い生産調整が行われ
総生産量は前の年に比べ7・4%減の1万6497キロリットルでした。
県酒造組合は消費者の好みが多様化していることや
健康志向に伴い低アルコール飲料が好まれていることなどが泡盛消費の減少につながったと分析しています。
泡盛消費が減少する中で泡盛製造業者の経営状況は
2017年度は全45社のうち黒字が28社、赤字の業者が17社でした。
県酒造組合は「島酒フェスタ」をはじめとするイベントの開催、
酒造所と歴史や文化などを結びつけた酒造ツーリズムの展開、
官民一体となった琉球泡盛海外輸出プロジェクトなどの取り組みで
県外、海外への出荷量が増えているとしています。
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鵜池 幸雄先生「会計によって何が見えるか?(会計は何を見ているか?)」(前篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
4月17日の放送では、産業情報学部 企業システム学科の鵜池 幸雄先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「会計によって何が見えるか?(会計は何を見ているか?)」(前篇)です。

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やまがーぐちの理解度が低い結果、調査で明らかに

2019年4月17日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

南風原町山川区は山川のしまくとぅば
「やまがーぐち」に関する区民意識調査をまとめ、
「やまがーぐちを主に使う人」は
20歳から40歳代で0%、
「まったく使わない」は20代で83・3%、
30代から40代でも半数以上いたことが分かりました。

20代の61・2%はやまがーぐちを聞いた時に
「まったく分からない」と答え、
生活でやまがーぐちが必要だと答えた20代はおよそ3割でした。

やまがーぐちの理解度について
やまがーぐちを「よく分かる」と答えたのは全体で38・7%、
「ある程度分かる」は26・7%、
「あまり分からない」は14・9%、
「まったく分からない」は19・6%でした。

年代別では20代から40代で「分からない」と答えた人が
「分かる」と答えた人を上回っています。

やまがーぐちの必要性について
「非常に必要だ」と「ある程度必要だ」を合わせた「必要」は
20代で30・5%、30代で51・5%、40代で56・1%、
50台で57・9%、60代で59・2%となっており、
県民意識調査と比べると各年代で
およそ20ポイントから40ポイント低くなっています。

「やまがーぐち」に関する区民意識調査は
山川誌編さん事業の一環で実施され、
20代以上の山川区民600人を対象に行われ423人から回収し、
委員長を務めた赤嶺義夫さん(74歳)は
言葉の景勝に危機感を示しながらも
「どう継承していくのか区民で考えることが大切」
と話していました。

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ジョブリッジ研究所代表理事の赤嶺久美さん

赤嶺久美さんが代表理事を務めるジョブリッジ研究所は創立5年、学校・企業・地域・行政を
横断的な主体として、若者達へのキャリア教育や就業支援や
人材育成に取り組んでいます。6年前から「うるま市役所」からの委託で取り組んできた事業では数々の成果もあがり注目を集めています。
代表の赤嶺さんは那覇市の出身「キャリアアドバイザ-」として
県内各地で多くのセミナー開催などを開催しています。
赤嶺さんが活動目標に掲げているのは「豊かな人生を紡げるような社会人」
「将来に希望を持てる社会生活」を実現することです。
久美さんは元ミス着物日本代表であり起業家であり母子家庭子育て経験者、その人生感を訊いてみました。
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子供たちの望む島の未来は? こどもしまみらい会議開催

2019年4月16日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市の島しょ地域の平安座、浜比嘉、
宮城、伊計に住む子どもたちが集まり、
自分たちの住む地域について意見を出し合う
「こどもしまみらい会議」がこのほど、
平安座公民館で開かれ、
彩橋小学校の4年生から6年生の
合わせて18人が参加し、
思い思いに島の未来を提言し合いました。

主催はホールアース自然学校で、
「島の子どもたちが描く未来像を生の声で」
との思いから、彩橋小中学校や地域、
保護者の協力を得て
子ども会議が実現しました。

会議で子どもたちは方眼紙を床に広げ、
おやつを頬張りながら、
自分たちの住む島についてペンを走らせ、
「思い切り体を動かせる公園」
「お店で文房具を売ってほしい」
「小中学校が復活してほしい」
などの声が上がりました。

一方で、大型スーパーなどの設置や
急激な観光客の増加を望む声は
出てきませんでした。

進行役を務めた田中啓介さんは
「子どもたちが将来、
『うるまで育った』と語る時に
どういう気持ちなのか。
地域を『預かる』僕ら大人の責任は大きい」
と話し、今後は会議の内容をまとめ、
新聞形式で島内のすべての家に配布し、
子どもたちが直接行政へ声を届ける場も
設けたい考えです。
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2019年4月15日 第444回目の放送分です

4月15日 第444回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、  (有)横浜グローバルビジネスコミュニケーション代表取締役の笠原 光子さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
大塚 ニライカナイを紹介

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孫のためにおじいちゃんハブ退治

方言ニュース  
2019年4月15日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市大平の大田寛さん宅に9日未明、
長さ1・6メートルを超える大物ハブが姿を現し、
太田さんがハブにかまれながらも
見事に退治しました。

この日の午前3時ごろ、
つないでいた犬がほえだしたため、
朝に孫の砂川翔俐君の
小学校入学式を控えていた大田さんは、
犬を静かにさせようと懐中電灯を
片手に外に出たところ、
不意に右足首に何か当たった感じがし、
かまれたとは思いませんでしたが、
足元には大きなハブが牙をむいていました。

「ここで逃がしたらやっかいになる。
遊びに来る孫たちのためにも
逃がさない」と思い、
長さおよそ30センチの枝切りばさみを
持って追い掛け、
向かってきたところを迎え撃ちました。

撃退後、太田さんは救急車で
搬送されましたが、
幸い傷も浅く、軽傷だったということで、
「朝起きて見たら見事なハブさ、マギーグヮー。
よその家に  出たなら逃げる」と振り返りました。

入学式を終えて駆け付けた翔俐君は、
おっかなびっくりにハブを眺め、
「おいしくなさそう」と顔をしかながら、
「おじいちゃんが大好き。
小学校ではたくさん友だちをつくって、
強い男になりたい」と太田さんに
力強く誓っていました。

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