月別アーカイブ: 2019年1月

イリオモテヤマネコの交通事故死を防げ!西表島で除草活動

2019年1月31日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。

世界自然遺産登録を目指す竹富町・西表島で
国の天然記念物「イリオモテヤマネコ」などの希少動物の交通事故死を防ごうと
日本航空、日本トランスオーシャン航空、琉球エアーコミューターのJALグループ3社主催の除草活動が行われ
島内外のおよそ80人が参加し、集落から離れた県道215号線沿いの2カ所で雑草を刈り取りました。

西表島ではイリオモテヤマネコの交通事故死が多発しており
世界自然遺産登録に向けて課題にもなっています。

除草は運転手が道路に飛び出すヤマネコの存在を早めに確認できるような環境をつくり
事故の防止につなげようと実施され
参加者らは2班に分かれて大見謝ロードパーク周辺や船浦海中道路東側周辺の県道沿いに生い茂った雑草を
鎌や草刈り機などを使って黙々と刈り取っていました。

NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の職員でうるま市から参加した黒田ゆうびさん30歳は
「この作業が一つでも事故を防ぐことにつながればうれしい。
島外の人も参加して継続的に作業をできる体制ができればいい」と話していました。
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久部良小学校で与那国のしまくとぅば教室開催

2019年1月30日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

与那国町立久部良小学校で
「しまくとぅば教室」が開かれました。

与那国町在住の与那国語の話者8人を講師に
3年生以上の児童らがグループに分かれて活動し
子供たちの言葉をしまくとぅばに言い換えるなどしながら
楽しく与那国語の習得に取り組んでいました。

教室では標準語のしり取りをして
出た単語を与那国語で言い表すと
どういう言葉、発音になるのかを確かめたり 
短い文章を作ったりするなど
児童たちも積極的に質問していました。

祖納西集落在住の崎原用能さんのグループの児童3人は
「ラッキョウ おいしい」という言葉を言い換えると
「ダッキュー マン」となることを知り
「なんだかウルトラマンみたいだね」と話し
笑い声が絶えませんでした。

最初は講師も児童も緊張した面持ちでしたが、
遊びの要素も交える中でリラックスしながら
与那国語に触れていた様子でした。

最後に児童代表が挨拶やお礼をすると
講師の一人である祖納西集落在住の東迎高健さんが
与那国語を交えて児童らに激励のエールを送っていました。
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知名 孝先生「メンタルヘルスに興味をお持ちのあなたへ」(後篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
1月30日の放送では、総合文化学部 人間福祉学科の知名 孝先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「メンタルヘルスに興味をお持ちのあなたへ」(後篇)です。
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伝統行事「火返し」 辺野古で今年も実施

2019年1月29日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

名護市辺野古でこのほど、
火の用心を呼び掛ける区の伝統行事
「火返し」が行われ、
火の霊になった青年らが集落を駆け回り、
区民らが青年に水を掛けて火の邪気を
追い払いました。

火返しは1918年1月25日、
辺野古で20軒余りが焼失する大火災が
発生した翌年から、
火の悪魂払い行事として続いています。

この日は午後8時すぎから集まった青年らが
拍子木を打ちながら集落を回り、
「かまどの前をちゃんと掃除して、
バケツに水を入れて、火に気をつけてください、
アッチャレレー」と火の用心を呼び掛けました。

青年らは2度集落を回った後、
神アサギに集まり火をつけ
「今年も火事のないように」と御願し、
火を消し終わると3カ所に分かれ、
ドラを鳴らしながら
「ホーハイ!ホーハイ!」と集落内を駆け回り、
火の霊が来たことを知らせました。

区民らはバケツやホース、
消火剤に見立てた水風船で青年らに水を掛け、
火災がないように願い、
「火返し」を終えた青年らは海に向かって御願しました。

子どもと一緒に水風船を投げた37歳の男性は
「子どもたちに小さい頃から火の恐ろしさを教えて、
火を消す大切さを体験してもらいたかった」
と伝統行事の大切さを語りました。

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京都造形芸術大学教授 大野木 啓人さん

大野木さんは京都市の出身。大学卒業後、1967年から個展、公募展、グループ展で彫刻作品を発表。1972年からディスプレイの仕事を中心に立体造形を担当。
1983年三宅一生『ボディワークス』で人形製作を担当。以降、ファッションデザイナーと組み、多くの新しいマネキンを発表。主な参加作品として三宅一生『ハート展』、『AUN展』、など。
また、国立民族学博物館『赤道アフリカの仮面展』や『ラテンアフリカの音楽と楽器展』『現代のジャワ更紗展』など、美術館の企画展でアートディレクションや会場構成なども手がけています。
産学連携で、二条城ライトアップ、松江武者行列他、多数のプロジェクトに取り組んでいる。常に「人に優しい空間とは何か」をテーマにその活動範囲を広げています。
京都造形大は今最も勢いのある芸術大学として注目されているが、大野木さんは副学長も務められた大学経営のキーマンです。
そんな大野木さんが近年は沖縄に魅せられて頻繁に来られているとのこと、対談はそのあたりから・・・
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2019年1月28日 第433回目の放送分です

1月28日 第433回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、シアトル・マリナーズ所属の砂川ジョセフオブライエンさんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
川崎 遊食亭萬福を紹介

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オープニングトーク『みーかーハナムニー。みなさん風邪には気をつけてね』

1月27日放送分

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

きしゅへんロックンロール第201回
「スマホ・アプリの活用方法教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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児童養護施設の子供たちにクリスマスプレゼントを

方言ニュース  
2019年1月28日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

那覇市松山などの繁華街で飲食店を営む有志らが、
児童養護施設の子どもたちに
クリスマスプレゼントを
手渡す取り組みが広がりを見せています。

取り組みは「サンタプロジェクト」で、去年で6回目を迎えました。
沖縄本島南部の4施設にいる3歳から
小学3年生およそ80人が対象です。

嘉手川秀徳さん(33)歳が、
亡くなった兄の子どもに思いを巡らせ、
親のいないなどの子どものために何かをやりたい」と
友人らと計画しました。

お菓子を購入して施設を「アポなし訪問」し、
怪しまれるなどしましたが、
続けるうちに理解を得て協力者も増えました。

施設には親から虐待を受け
大人を怖がる子もいましたが、
嘉手川さんは「びくびくしていた子が、
贈ったおもちゃのマイクで歌って
踊ってくれて、やってて良かった」
と振り返ります。

ある施設に入所する小学3の男の子は
「クリスマスの時期が1年で一番楽しく、みんな格好いい」と話し、
施設の職員は「子どもたちが、
こういう大人になりたいと思える
きっかけにもなる」と感謝しています。

今年は募金を活用し、施設の高校生の卒業祝いに、
ディズニーランド旅行をプレゼントする予定で、
今後は訪問する施設数を増やしたり、
NPO法人設立も視野に入れています。

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ひめゆり平和記念資料館で30周年事業が行われることが発表

「ひめゆり平和記念資料館で30周年事業が行われることが発表」
方言ニュース1月25日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

今年の6月23日に開館30周年を控え、
ひめゆり平和祈念資料館はこのほど
30周年事業を行うことを発表しました。

1989年6月23日にひめゆり同窓会によって設立された
ひめゆり平和祈念資料館は設立以降、2200万人が来場しました。

30周年事業は今年2月に資料館のプロモーションビデオを
ユーチューブに公開することを皮切りに
6月にはひめゆり平和祈念資料館の開館までを追った
ドキュメンタリー映画の上映やひめゆり学徒の足跡をたどるフィールドワーク、
30周年記念誌の発刊など様々な企画を行います。

なかでも、2020年7月には2004年以来となる
展示リニューアルを予定しており、祖父母の世代でも戦争を知らない
現在の若者にもより伝わる展示を目指すということです。

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