「宮古島市立宮島小学校の閉校式が行われる」

「宮古島市立宮島小学校の閉校式が行われる」
方言ニュース4月4日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

在校生の転校で廃校となった
宮古島市立宮島小学校の閉校式が今月25日、
校内で行われ、元在校生や卒業した地域の住民ら
およそ150人が参加しました。

登壇者らは学校への思いをそれぞれ語って名残を惜しみ、
学校旗が市教育委員会へ返還され、47年の歴史に幕が降ろされました。

1959年に平良教育区立狩俣小学校宮島分校として誕生した宮島小は、
1971年に宮島小として開校しました。
当初は135人いた児童数は減り続け、
2016年度末の時点では6人となり、
そのうち6年生3人が去年3月に卒業したため、
在校生3人は狩俣小に全員が転校し、去年12月に廃校が決まりました。

1年生の時に通った狩俣小2年の女の子は
「私は宮島小が大好き。いいことがいっぱいあった。
このことを狩俣小の友達にも教えたい。宮島小のことを忘れないで頑張りたい」
と話しました。

島尻自治会の宮良会長は運動場などの施設整備に
住民総出で手伝ったことを回想した上で、
「完成の日を見た時の達成感は何事にも代え難い格別な喜びだった。
本校跡地が憩いの場、心のよりどころとなるよう願う」と述べました。
後利用については、校舎を福祉事務所として再利用したいとの申し出があるということです。

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