月別アーカイブ: 2018年2月

「宮古島でくるりんバスが再開」

方言ニュース2月28日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

今年度、2017年度の第3回宮古島市地域公共交通会議がこのほど、
宮古島市内で開かれ、去年9月から11月の期間、
宮古空港かを基点に運行した乗り合いタクシー「宮古島くるりんバス」を
4月から再開することなどが報告されました。

値段は据え置きの500円で、運行ルート上なら、どこでも乗り降りできます。
再開後は、土日は運休とするほか、運行台数や頻度、ルートを変更します。

去年に実施された「くるりんバス」の延べ利用者数は1405人で、
1日あたりの利用者数は15・8人でした。ほとんどの乗客は空港から利用しました。

再開後は、市民になじみの深い呼称として時計回りを「大漁まわり」、
反時計回りを「豊年まわり」と呼ぶことを確認し、
運行台数は以前の4台から2台に減らします。

千円の1日乗車券を発行するほか、指定の宿泊施設前で
乗り降りできるサービスも新たに実施します。

宮古タクシー事業協同組合の下地会長は
「利用者のほとんどが空港で乗り降りするのは課題だ。
本当は地元の人の足としてもっと活用してほしい。
将来的には電気自動車にするなど工夫して、PRしたい」と話しました。

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思い出のクルチの大木 沖縄と三重繋ぐ

2018年2月27日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄と三重県の絆をつなぐ一本のクルチの木が、
沖縄市高原に住む
城間幸一さん、安子さん夫婦の自宅にあります。

沖縄海邦国体が開催された31年前、
城間さん夫婦が三重県代表の高校生9人を
民宿先として受け入れ、記念として一緒に植樹したもので、
1987年10月27日、
幸一さんの44歳の誕生日に植樹し、
当初の3メートルほどの高さから
およそ8メートルに成長しました。

毎年1回、専門業者に依頼して
大事に手入れを続けています。
9人は陸上の代表選手で、
朝は幸一さんが小型バスで会場まで送り、
夜は広い畳間でみんなで雑魚寝しました。
亡くなった幸一さんの母親のカマドさんが
沖縄の歴史や文化を教えました。

今も定期的に来県する出口智美さんは
夫婦を「沖縄の親」と慕い、
このほど両親や成人した娘ら一家9人で
1年ぶりに来県して、
市内の沖縄そば屋で城間さん夫婦と夕食を共にしました。

出口さんは
「木が成長しているのを見るとうれしくなる。
ずっと大事に木を育て、ずっと家族のように接していただいて、
本当にありがたい」
と感謝を口にし、幸一さんは
「来ればいつでも歓迎したい。これからもつながり続けたい」
と満面の笑顔で語っていました。
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2018年2月26日 第386回目の放送分です

2月26日 第386回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、広島東洋カープ編成部 編成課長 比嘉 寿光(としみつ)さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のやちむん・大和の焼き物

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第29回新唄大賞 各賞決まる

方言ニュース
2018年2月26日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

新作の沖縄民謡のコンクール
新唄大賞の公開審査会がきのう、
沖縄市ミュージックタウン音市場で
開かれ、
訪れたおよそ400人の観客を
魅了しました。

新唄大賞は沖縄民謡の発展と継承を
目的にラジオ沖縄が
毎年開いているもので、
29回目となる今回は15作品が
本選に出場しました。

審査の結果、
「花に花蕾(はなにはなちぶみ)」を
歌った照喜名竹美さんが
大賞・グランプリを受賞しました。
3度目の挑戦で大賞を受賞した
照喜名さんは
「女性が経験する嬉しさ・喜び・
怖さなどの気持ちを、
花の中に花が咲いたという例えで
表現した。
4月に生まれてくる子と一緒に
ステージに立てて嬉しい。
お父さん、お母さん生んでくれて
ありがとう。
私もこれから子どもを生みますが、
そうやって生命が繋がっているのですね」
と興奮した様子で、喜びを語りました。

このほか歌唱賞には
「あんまー寄言」を歌った
名嘉愛理さんが、

また、「愛さ栄昇節」を歌った
護栄得栄昇さんが
大衆賞を受賞するなど、
各賞が決まりました。

新唄大賞公開審査会の模様は
来月4日、日曜日の夜7時から
ラジオ沖縄で放送します。

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オープニングトーク『みーかー旦那に弁当作って持たせてるけど、買ったほうが安いときもあって悩む』

2月25日放送分

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

きしゅへんロックンロール第153回
「スマホどんな機種使ってるのか教えて」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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鈴木洋一(すずきよういち)さん【沖縄県飲食業生活衛生同業組合理事長】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
2月25日放送分

今週のコーラルラウンジは、沖縄県飲食業生活衛生同業組合理事長の鈴木洋一(すずきよういち)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

鈴木さんは1955年生まれ。那覇市のご出身です。

1973年、那覇高校を卒業後、法政大学に進学。卒業後は沖縄へ戻り「りうぼうレストラン」に入社。飲食業界の道を進みます。

その後、数々の飲食店を経営、運営し、飲食業経営のアドバイザーや青年会議所の諸活動を積極的に行っておられます。2014年に現職の沖縄県飲食生活衛生共同組合の理事長に就任しました。

コーラルラウンジには初めてのご出演です。沖縄文化から外食店のトレンドまで、幅広い議論をしています。急増している外国人観光客への対応や、これからの課題について、話してもらいました。

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豊見城市教委、大宜見の疎開地を視察

タイトル「豊見城市教委、大宜見の疎開地を視察」

2018年2月22日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

豊見城市教育委員会はこのほど、
文化講座「ヤンバル疎開地を訪ねるツアー」の一環で
大宜味村を訪れました。

沖縄戦のアメリカ軍上陸前、
当時の豊見城村の疎開地の割り当て地域は
大宜味村の喜如嘉、謝名城、田嘉里の3つの字だったことから、
豊見城市教育委員会は去年から計画的にツアーを企画しました。

これまでにも謝名城、喜如嘉を訪問し、
田嘉里訪問が最終企画となります。

今回のツアーは19人が参加し、
謝名城地域山中の疎開地跡などを巡った後、
当時10代前半だった田嘉里区民の仲原永有さん、
山城栄三さん、平良蔵幸さん、ミネ子さん夫妻から
避難者受け入れの聞き取りを行いました。

4人は記憶をたどりながら各班で避難民を受け入れ、
1軒に5世帯から6世帯がひしめいていたことや、
子ども同士で遊んだ思い出などを話しました。

当時田嘉里に疎開していたという赤嶺安造さんは
「70年ぶりに来ることができ感無量だ。
お世話になった方に会いたい」と話したところ、
平良ミネ子さんの亡くなった兄であったことが分かり、
出会いを喜んでいました。
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車の速度に抑制効果

通学路の安全を確保しようと
「ハンプ」(=高さおよそ10センチの凸型構造物)
が整備された浦添市立牧港小学校の通学路で、
時速30キロ以上の速度を出す車両が8%減少したことがこのほど、
校内で開かれたワークショップで報告されました。

通学路の安全などについて研究する国際交通安全学会が報告したもので、
通学エリア全体では、設置前は時速30キロ以上で走っていた車両は
全体の28%でしたが、設置後は20%に減少しました。

また、ハンプを整備した対象区間では、
30キロ以上の車両が33%から25%まで減少しました。

エリア全体、対象区間とも30キロ以上の速度の車の割合が減少しました。
一方、児童と保護者のおよそ200人にアンケートしたところ、
ハンプ整備について「賛成」が62%で最も多く、
「反対」と回答した人はいませんでした。

ワークショップでは検証結果について「恒久的にハンプを設置すべきだ」
「ハンプの場所を分かりやすくするために照明も設置すべきだ」などの意見の一方、
「実証実験の場所は比較的児童の通行量が少ないので、費用対効果に疑問が残る」
との声も上がったということで、
ハンプ整備の効果やワークショップの意見も踏まえ、さらに検証を進めます。

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油絵・ちぎり絵展示会 難病の久高将範さん

2018年2月20日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

筋肉が徐々に衰え、歩行などが困難になる
沖縄型神経原性筋萎縮症を患う
久高将範さん75歳の
油絵・ちぎり絵展示会がこのほど、
うるま市の赤野公民館で開かれ、
多くの旧友や関係者が足を運び、
色鮮やかな久高さんの作品を鑑賞しました。

展示会は、
久高さんがリハビリで通う施設の協力を得て、
赤野自治会と中頭郡青年団協議会OB会が
企画して実現したもので、
アクリル絵の具を使って描いた模写や風景画など
およそ30点と、創作中の写真なども展示されました。

施設の女性苑長は
「目標に向かって懸命に取り組む久高さんのやる気に、
周囲も巻き込まれる」と人柄を説明し、
久高さんが赤野青年会で活動していた際、
久高さんを指導していたという85歳の男性は
「いつも優しく、前進しようと頑張る久高さんの性格が
表現されている。私もそのように生きて生きたい」
と語りました。

久高さんは、継続して最大15分しか
腕を動かすことができませんが、
「腕が動くのを待って指導してくれた
美術の先生や展示会に協力してくれた方に
大きな感謝を伝えたい。
展示会のおかげで、20年ぶりに旧友とも再会できた」と、
妻とともに笑顔を見せました。

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2018年2月19日 第385回目の放送分です

2月19日 第385回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、片山 鶴子(たずこ)さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄のさしみ・大和のさしみ

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