カテゴリー別アーカイブ: 方言ニュース

那覇市所有の尚家文書、国宝指定へ

方言ニュース3月22日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

国の文化審議会は、今月18日、
那覇市が所有する「琉球国王尚家関係資料文書41点と文書箱」を
国宝に指定するよう柴山昌彦文部科学大臣に答申しました。

夏ごろにも正式に指定される見通しです。
これは今月20日の会見で城間幹子市長が発表したもので、
国宝に指定される文書には明治維新後の新政府に
琉球から派遣された使節一行の業務日誌もあります。

使節団の派遣は、のちの「琉球処分」(琉球併合)につながりました。
尚家関係資料では、2006年に県内で戦後初の国宝として
美術工芸品85点、文書1166点が指定されています。

今回の追加指定で国宝指定の尚家文書は1207点になります。
那覇市文化財課は
「すでに指定された文書と同様、琉球王府がどう運営されてきたかを知る貴重な文書だ」と話しました。

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宮古島の2中学校が統廃合で閉校

2019年3月20日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

来月4月から伊良部島小中一貫校「結の橋学園」に統合される、
宮古島市立伊良部中学校と佐良浜中学校の閉校式がこのほど、
在校生や卒業生、地域住民らが参加して行われ、
校旗の返納を見届け、最後の校歌斉唱をし、
長い歴史を刻んだ学びやに別れを告げました。

伊良部中学校は1948年に伊良部村立伊良部中学校として設置され、
71年間で6009人が卒業しました。

生徒を代表して佐久川莉奈さんは
「伊良部中学校で学んだことを誇りに思う。
4月からは新たな母校で、新たな伝統をつくって、
新しい一歩を踏み出したい」と決意を述べ、
垣花秀明校長は「長年の風雨に耐え、
6千人余りの子どもたちを育んできた
学びやに敬意を表したい」とあいさつしました。

一方、佐良浜中学校は1948年に
伊良部中学校佐良浜分校として開設され、
翌年に独立し、70年間で6751人の卒業生を輩出しました。

生徒代表であいさつした田名美里さんは
「私たち在校生は、新しいステージでも
『佐良浜魂』を発揮して、力強く船を走らせていく」と意気込みを見せ、
友利克彦校長は「閉校は寂しいが、新たな飛躍への第一歩でもある。
佐良浜中学校の歴史と伝統を誇りに、未来へ向かって歩んでほしい」
とエールを送りました。
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お下がりのランドセル 姉妹の12年支える

2019年3月19日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満小学校6年生の玉城花菜さん。
彼女が抱きしめるのは赤いランドセルで、
姉の里帆さん(19)歳が6年間使った「お下がり」です。

ところどころに塗装のはがれが見えますが、
きれいなランドセルで、
姉妹合わせて12年間使ってきました。
ランドセルを大切に扱ってきた花菜さんは
「みんなより長く持てたのは、いいことだと思う」
と笑顔を見せます。

里帆さんが卒業する際、
1年後に小学校に上がる花菜さんに、
母親の千里さんが同じランドセルを
使わないかと声を掛けました。
「本当は新しいものが良かった」と、
思っていた花菜さんですが、なかなか本心を言えず、
姉の「お下がり」を受け取りましたが、
小学校に上がってみると
「あんまりみんなの物と変わらない」と気にしなくなり、
むしろ「きれい」と周りに言われ、
大切に使うようになったということです。

「ランドセルは床に置いたら駄目。
勉強する大切なものだから高い所に置きなさい」。との
母の教えを守っているうちに、
自然と大切に扱うことが当たり前になり、
花菜さんは
「ランドセルを投げたり上に座ったりする人もいるけど、
それはできなかった」ということで、
4月から通う糸満中学校では
「勉強を頑張りたい」と意気込んでいます。

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初夏の陽気を駆け抜ける 第1回いとまん平和トリムマラソン

方言ニュース
2019年3月18日(月)
担当は糸数昌和さんです。

「みんなが主役 みんながいちばん」を
テーマに、
第1回いとまん平和トリムマラソンが
きのう、糸満市西崎運動公園で開かれ、
初夏を思わせる汗ばむ陽気の中、
車いすや視覚障がいなど障がいの
有無にかかわらず、それぞれのペースで
糸満路を駆け抜けました。

開会式で、特別ゲストの具志堅用高さんが
「全員が完走することを願っています」と選手を激励し、
糸満市平和ガイド研修生の中高生9人は
「私たちは み霊の眠る『平和の杜』に誓う 
みどりの山河を愛し いのちの尊さ 
命どぅ宝を いつまでも 伝えていく」
と力強く糸満市平和都市宣言を
読み上げました。

そして、ハーフマラソンコースを
皮切りに、各コースがスタートし、
ランナーは時間がたつとともに日差しが
強くなる中、果敢にゴールを目指しました。

また、ゴール地点では家族や仲間たちが
拍手でランナーを迎え、
会場は抱き合って健闘をたたえあう人や、
記念撮影をする人たちの笑顔で
あふれました。

父親に声援を送った糸満市の5歳の女の子は
「いろんな服を着た人がいて面白かった」
と笑顔を見せ、
女の子の39歳の母親は
「来年はファミリーコースに出場し、家族みんなで走りたい」
と話しました。

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音訳ボランティア活動団体「音訳サークルやえせ」の活動

方言ニュース3月15日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

視覚障がい者のために音訳ボランティア活動をしている
「音訳サークルやえせ」が先月24日、
八重瀬町社会福祉会館で「設立25周年記念祝賀会」と
「第61回県社会福祉大会県知事賞受賞報告会」を開催しました。

会場にはボランティア会員と「リスナーさん」と呼ばれる利用者
新垣安弘町長をはじめ多数が参加しました。

「音訳サークルやえせ」は、東風平町の頃から毎月、
町の広報誌を音訳した「声の広報」を「リスナーさん」に届けてきました。
他に社協だよりや防災だよりなども音訳しています。

2017年度からは、町内小学校の総合学習で福祉教育にも携わっています。
去年10月には一連の活動が認められ県社会福祉大会で県知事賞を受賞しました。

「声の広報」のリスナーの一人は
「初めて音訳の広報を聞いたとき、とてもありがたいと思った。
私達に聞かせてくれるために忙しい時間を割いてくれて、感謝の気持ちでいっぱい」
と話しました。

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池間島のNPOが奨学金で島の若者支援

2019年3月13日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

NPO法人いけま福祉支援センターは
このほど、池間島の若者の背中を後押しするために創設した
「いけますでぃがふう奨学金」の贈呈式を
宮古島市の池間島離島振興総合センターで開き、
センターの利用者や島の人たちが見守る中、
今年4月から那覇市の専門学校に通う具志堅龍希さんに
奨学金30万円を贈りました。

奨学金は、センターが池間島の歴史や文化を伝える事業で発行している
カレンダーの売り上げが財源で、去年に続いて2回目となります。

返済義務はなく、給付型となっています。

ゲームに携わる仕事に就きたいという具志堅さんは
専門学校で、グラフィックデザインなどを学ぶ予定で、
「とてもうれしく思います。
島のみんなとおかーのおかげでここまで成長できました。
頑張ってくるので、これからもよろしくお願いします」
と涙をこらえながら感謝の気持ちを語りました。

また、母親のこずえさんは
「素晴らしい奨学金を頂いた。
龍希を孫みたいに見守ってくれた皆さんのおかげです」
と涙を浮かべながら話しました。

センターの前泊理事長は選考理由について
「なりたい自分について考え、
目標をはっきりと打ち出したことが
選考の決め手になった」と述べました。
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「空手・古武道を世界に」 徳村賢昌さん最高位認定

2019年3月12日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

古武道徳身流総本部徳身館の館長を務める
徳村賢昌さん(77)歳が
琉球伝統古武術保存式道協会の最高位
範士十段に認定され、
このほど、うるま市平敷屋公民館で祝賀会が開かれ、
「私の健康が続く限り、国内外を回り
沖縄の伝統空手、古武道を指導していきたい」
と決意を述べました。

徳村さんは1957年から空手や古武術を学びました。
1998年からはアメリカでセミナーを開催するなど、
アメリカをはじめヨーロッパや南米など世界各国で
沖縄の伝統空手や古武道を指導し、
世界中で門下生を輩出、
世界に4千人の弟子を持っています。

2013年には、
アメリカ・ケンタッキー州に貢献した人に贈られる
栄誉称号「ケンタッキー・カーネル」が贈られました。
祝賀会には、200人余の関係者が集まり、祝いました。
徳村さんは、空手、古武道に出会い
「勇気ある人間になり、健康維持にもなっている」
と感謝を述べた上で、
「世界に通ずる古武道をいつまでも続けていきたい」
と語りました。

琉球伝統古武術保存式道協会の
仲本喜一会長(90)歳は
「自分のことのようにうれしい」と語り、
さらなる活躍に期待を寄せていました。

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方言0311

方言ニュース  
2019年3月11日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄の伝統芸能が東日本大震災の被災地を盛り上げています。

今帰仁村湧川の東恩納寛武さん(32)歳は、
津波による犠牲者が最も多く
「最大の被災地」とも呼ばれた
宮城県石巻市で2013年に
「エイサー石巻」を立ち上げました。

震災直後から石巻に入り、
ボランティアをしていた東恩納さんは「エイサーで元気にしたい」と感じ、
団体を立ち上げたもので、
踊りは湧川青年会の型を踏襲しています。

一方、湧川青年会でエイサーに親しみ、
おととし4月に石巻に移住した
嘉陽愛華さん(22)歳は、
石巻で中心的な役割を担っています。

「正直、最初は動きが少しぎこちないなと思った」と話しますが、
メンバーの熱意と人柄にひかれ、
石巻への移住を決意しました。

嘉陽さんはメンバーの家族に
沿岸部を案内してもらった時、
「この場所で知り合いが流された。
助けることができなかった」と聞き、
涙が止まらなかったということで、
「石巻に来て、家族がいることや
日常の生活に感謝できるようになった」
と話します。

東恩納さんは去年帰沖しましたが
「エイサーだけでなく、
お互いの地域がつながれていることが一番うれしい。
このつながりをいつまでも大切にしたい」
と目を細めています。

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第1回いとまん平和トリムマラソンに向けてボランティア講習会が開かれる。

「第1回いとまん平和トリムマラソンに向けてボランティア講習会が開かれる。」

方言ニュース3月8日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

糸満市西崎運動公園を発着点に今月17日に開催される
第1回いとまん平和トリムマラソンに向けて
マラソン実行委員会は今月3日、
視覚障がい者のランナーをサポートする
伴走ボランティア講習会を那覇市の奥武山公園で開きました。

沖縄伴走ランナーネットワーク(伴ネット)が
段差など日常のエスコートと伴走方法を指導しました。

一般の伴走ボランティアや伴ネットのメンバーら30人が参加し、
アイマスクをつけて、目が見えない人の状況を体感しながら練習しました。

伴ネットは、なんぶトリムマラソン大会でも
多くの視覚障がい者をサポートしてきました。

伴ネットの大見謝辰夫会長66歳は、
視覚障がいの種類や程度は千差万別であることを説明し、
「初対面の相手にはどの程度見えているのか、しっかり聞いて理解することが大事」と強調しました。

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名護市でコンビニでの証明書取得サービス開始

2019年3月6日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

名護市ではコンビニエンスストアで
住民票などの各証明書が取得できるサービスを始めました。

市役所が開いていない時間帯も含め
午前6時30分から午後11時まで
年末年始を除く土曜日、日曜日、祝日も利用できます。

名護市によりますと
マイナンバーカードがあれば
全国およそ5万4000店舗、
名護市内32店舗の大手コンビニや
イオン琉球のコピー機で取得でき、
取得できる証明書は住民票の写し、住民票記載事項証明書、
印鑑登録証明書、戸籍謄本、戸籍付票の写し課税証明書、所得証明書、
所得・課税証明書の8種類で手数料は市役所窓口と同額です。

サービスの開始を記念して
ファミリーマート名護市役所前店でセレモニーが行われ
マイナンバーカードを使い証明書を取得した渡具知武豊市長は
「カードがあって手順に沿えば誰でも取得できる。
市民の利便性が大きく向上する」とあいさつしました。

沖縄行政システムの平石哲雄社長は
「県内41市町村で北部地域での導入は初めてになる。
名護市の参加で沖縄の導入率は35%を越える」と
話していました。
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