月別アーカイブ: 2018年3月

お守りで地域活性化 うるま市浜比嘉島

2018年3月13日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

「地域を活性化させ、島の魅力につなげよう」と、
うるま市浜比嘉島の比嘉区の住民たちが、
島内で取れた塩やサンゴなどを使った
お守り作りに挑んでいます。

浜比嘉島活性化のため、
おととしから地域おこし協力隊として
活躍する向井裕美(ゆみ)さんが、
「浜比嘉島のお土産がなく、ここで買える物を作れないか」と、
お守り作りを提案し、実現しました。

お守りは縁結びや子宝、無病息災の3種類で、
島内で取れた塩を詰め、手作業で作っています。
島民手作りのお守りは比嘉公民館で販売します。
浜比嘉島は近年、パワースポットとして注目を浴びており、
比嘉区には琉球開びゃくの祖神アマミチューの墓や、
子宝・子孫繁栄の神が祭られるシルミチューなどがあり、
休日には観光客でにぎわいをみせています。

しかし、道幅が狭い比嘉区内に
観光客の車両が入ることを良く思わない
住民もいることから、向井さんは
「観光客に対する気持ちの変化にもつながればいい」
と語り、波田間あや子さん(61)歳は
「買う人にご利益が訪れるように、
気持ちを込めて作っている」と話しました。

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2018年3月12日 第388回目の放送分です

3月12日 第388回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、広島東洋カープ臨時コーチの安仁屋宗八さんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄の畳語・大和の畳語

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珊瑚舎スコーレで「卒業を祝う会」

方言ニュース  
2018年3月12日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

戦中、戦後の混乱や貧困などで義務教育を
受けられなかった人たちが学ぶ
那覇市の珊瑚舎スコーレで、
「卒業を祝う会」がきのう、開かれ、
夜間中学校に通った60代から80代の
卒業生6人が職員や在校生、
家族に見守られながら学び舎を
巣立ちました。

祝う会では、卒業生一人一人が
壇上であいさつしました。

このうち(71)歳の女性は家が貧しく
栄養失調になり、学校に通うことも
ままならなかったということですが、
3年前、孫に勧められて珊瑚舎スコーレに通うことを決め、
「みんなに支えられ、卒業できた」
と振り返りました。

また、糸満市の(78)歳の男性は
宮古島で生まれましたが、
7歳で貧しさのため「糸満売り」され、
20歳まで石垣島で漁業に従事しました。

学校に通えず、勉強の機会がなかった
この男性にとって学校に通うのは
「夢だった」ということで、
珊瑚舎スコーレに一日も休まず通い、
夢をかなえました。

一方、県教育庁は珊瑚舎スコーレに対する 
支援事業を今年度で
終了することを決定していますが、
スコーレの星野代表は、
今後も個人や企業からの寄付で
学校を継続するとしています。
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オープニングトーク『きょうは3月11日。防災グッズは点検しよう。』

3月11日放送分

ゲスト
「沖縄製粉から上間さんと我喜屋さん」
※紹介した情報は放送日時点のものです。

きしゅへんロックンロール第155回
「スマホの活用方法」
※au沖縄セルラーからのお知らせは放送日時点の情報です。

給食係
「沖縄県内のおいしいお店を紹介」

掲示係
「街で見かけたおもしろ看板や、地域の話題」

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稲葉信子(いなば・のぶこ)さん【筑波大学教授】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
3月11日放送分

今週のコーラルラウンジは、筑波大学教授の稲葉信子(いなば・のぶこ)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

稲葉さんは1955年生まれ。愛知県名古屋市のご出身です。

稲葉さんの専門は世界遺産学・建築史。東京工業大学大学院修士課程、博士課程を修了。文化庁文化財保護部、東京文化財研究所を経て2008年から現職です。

今年、最大級のビックニュースになると期待されている奄美・琉球の世界自然遺産登録。現在「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の4地域が一体となって世界自然遺産としての登録が審査されており、結果は夏頃と言われています。

稲葉さんは、世界遺産の国際機関で登録からモニタリングまで世界遺産条約の運営に関わる仕事に関わってこられた方。那覇市での講演の前にコーラルラウンジに寄って頂きました。

今週はその前編です。

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「ワンワンジェット」那覇に到着

琉球新報に記事から紹介します。
ペットを客室内に同伴して観光に出掛けられる日本航空のチャーター企画
「ワンワンジェット」がきのう、那覇空港に到着し、
成田空港から搭乗したツアー客64人と愛犬33匹が笑顔で到着口に姿を見せ、
3泊4日の沖縄観光に繰り出しました。
これは去年、成田と鹿児島で実施したのに続く第2弾で、参加者にアンケートしたところ、
次回の旅先として沖縄の要望が最も多く、12月の商品発売日で即売したということです。

前回に続いて愛犬のMAU(マウ)と共に東京から参加した女性は
「ペットホテルに預けず、一緒に観光に行けるのがうれしい。
貨物室だと泣きじゃくるとよく聞くが、座席で飼い主がそばにいると機内が揺れてもおとなしかった」
と話しました。
日本航空では、グループ便への搭乗や提携する店舗でのペット関連サービス利用でマイルがたまり、
愛犬や愛猫用に会員証も発行するサービスを新設するということで、
「ペットがいても安心して旅行ができる需要を喚起したい」と話しています。
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県の平均賃金が過去最高を記録

2018年3月8日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

求人情報誌「ジェイウォーム」を発行する冒険王はこのほど、
去年10月から今年1月の県内の平均賃金動向をまとめました。

それによりますと、
県内景気の拡大に伴う人手不足の影響を受けて、
平均時給は前の年に比べて30円増の893円となり、
2011年の調査開始以降で最高となりました。

平均月給は上昇幅が大きかった前の年の反動で
1652円減の16万6886円でした。

平均時給の業種別では「教育」が
前の年に比べて148円増の1091円、
「営業」は78円増の978円、
「観光」は63円増の875円となりましたが、
冒険王は「教育では学習塾が募集に力を入れており、
営業では沖縄の経済活性化に伴って
新規事業の開拓を進めているとみられる」
と指摘しました。

また、平均月給は「販売・サービス」や
「教育」「建設」などで上昇した一方、
「観光」や「医療」などで減少しましたが、
冒険王は「昨年は正社員を多く採用した企業が多かったことから
月給も大きく伸びた。

今年は人員が確保できたことから
正社員の採用は抑えたのではないか」
と分析しています。
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「入試応援、昼食に「待った」が掛かった」

方言ニュース3月7日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

宮古島市の高校入試では昼休みに保護者や親戚が集まって、
受験生と昼食を取る姿が風物詩となっていますが、
県立宮古高校はきのうときょうの入試で、
校舎がある敷地内への保護者の立ち入りを制限する方針を決めました。

一部の保護者が場所取りのため試験時間内に敷地に入り、
話し声が試験に影響を及ぼしているからだということです。
代わりに校舎側敷地から道路を挟んだ体育館や運動場を開放します。

毎年、宮古島市の高校入試の際は保護者が受験生を激励するため
早朝から弁当を作り、昼休みに親戚を伴って昼食を一緒に食べています。

ただ、試験に影響を与えないため、
学校側は一部敷地の立ち入りを制限したり、
規制時間を設けたりしていました。

このうち、市内最大の生徒数を誇る宮古高校では、
一部の保護者が前日から場所取りをすることもあるため、
2年前から協議をして、ことしは校舎側の敷地内の立ち入りを
制限することにしたもので、先月27日に保護者に文書で通知しました。

宮古高校の平良智枝子校長は
「地域の皆さんが生徒を応援する姿勢は、愛情に裏付けされたものと
理解はしているが、入試が円滑に行える環境の構築が一番大事だ」と話しました。

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