月別アーカイブ: 2018年3月

戌年4世代家族

琉球新報も記事から紹介します。
宜野湾市内で学校制服を仕立てている志良堂敏子さん(71)歳を筆頭に、
娘、孫と3世代続いて戌年だった家族に、新しい戌年のひ孫が加わりました。
孫の玉城夢乃さんがこのほど長男の琥頑(こうが)ちゃんを出産し、
4世代目のいぬ年となったものです。
琥頑ちゃんが退院するときには、実家からいなくなっていた愛犬のマリーも戻ってきたということで、
志良堂さんは
「偶然の偶然。犬のようにわんわんわんわん、明るくてにぎやかな家庭だよ」と
笑顔を見せました。
戌年が4世代続いていることを気にしていなかったという志良堂さんですが、
美容師をしている娘夫婦も、夢乃さんの双子の姉妹も戌年で、
美容師をしている娘が客から「珍しいよ」と指摘されて、気付いたということです。
戌年3世代目の玉城さんは琥頑ちゃんに「優しくて頼りになる人になってほしい」
と目を細め、ひ孫まで続いた戌年に、
志良堂さんは「5代続くよう、96歳まで生きないといけない」と話し、
琥頑ちゃんの成長を祈っていました。
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糸満市が市内小中学校のクーラー設置率を100%へ

2018年3月22日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満市の安谷屋教育長は開会中の市議会定例会で、
市内の小中学校のクーラー設置率について、
来年度から2022年度までの5年間で
100%にする考えを明らかにしました。

小学校は来年度から3年間で、
中学校は2021年度から2年間で整備する計画です。

市教育委員会によりますと、
去年12月時点のクーラー未設置の普通教室は
10小学校の150室、中学校6校の73室で、
来年度は西崎小学校と校舎を改築する米須小学校に新設し、
喜屋武こども園は古くなったクーラーを更新します。

また、光洋小学校、兼城小学校、
西崎中学校の図書室などのクーラーも更新する予定です。

総事業費は公立幼稚園と子ども園も含めて
およそ6億4600万円を見込んでおり、
整備は文部科学省の補助事業を活用します。

市は来年度当初予算案に関連予算
およそ9850万円を計上しました。

一方、クーラーの維持管理にコストがかかることから、
市教育委員会はコスト削減のための利用マニュアルをつくって、
維持費の削減に勤めていく考えです。

糸満市の安谷屋教育長は
「長年懸念されていたことを確実に進め、
子どもたちの教育環境を整えていきたい」と話しました。
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未成年飲酒での救急搬送、43人にのぼる

「未成年飲酒での救急搬送、43人にのぼる」
方言ニュース3月21日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

飲酒がらみで救急搬送された未成年者が
去年1年間で少なくとも43人いたことが、
琉球新報が県内救急医療機関へ行った
アンケート調査でこのほど分かりました。

低年齢から飲酒できる環境があり、
飲酒によって県内の少年少女の身体に
危険が及んでいる実態が浮かび上がりました。

18歳と19歳で22人、51%を占めていますが、
中学生以下に相当する15歳以下も12人、28%いました。
このほか、17歳が6人、12歳以下が4人、
13歳、15歳、16歳がそれぞれ3人、
14歳2人で、男女別では男性が26人、
女性が17人となっています。

交通事故や意識障害などで命にかかわる事例もあり、
路上で倒れていたのを通行人が発見し、通報した事例もありました。

搬送理由はアルコール中毒が30人で、
飲酒運転に伴う事故などの事件・事故が9人、その他が4人でした。
福岡県の救急医療機関でも勤務経験がある県立南部医療センター・
こども医療センターの梅村救急救命センター長は
「県外では飲酒がらみで10代が搬送される事例はまれだ。
小中学校の年齢ではほとんど聞かない」と述べ、
搬送数自体の多さや、低年齢層も一定数いることが沖縄の特徴だと指摘しました。

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津堅島の歴史をわかりやすく 笠原さんが冊子制作

2018年3月20日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市勝連津堅島出身で、
横浜市に住む笠原光子さん66歳が
このほど、津堅島の歴史や観光地を紹介した冊子
「かさはらみつこの津堅島歴史散歩ガイド
津堅の始まりは琉球王国につながる」
を完成させました。

故郷の津堅島に
「何か恩返しできないか」と思い立ち、
歴史の調査や観光地を巡り2年かけて作り上げたもので、
千冊を自費出版し、
市教育委員会や津堅島活性化を目指す市民団体
「びてぃ島応援団」に寄贈しました。

笠原さんは津堅島で10歳まで育ち、
故郷を離れた後も、津堅島の活性化のために
「自分は何ができるのか島民が元気になる方法はないか」
と活動し続けてきました。

活動する中で、観光客が津堅島に来た際、
「ガイドブックのようなものがあれば、島民が観光客に
地域の歴史や行事を説明できるんじゃないか」と思い、
ガイド本の作成を始めました。

歴史散歩ガイドには、島の偉人や伝統行事、
津堅島の歴史などが細かく記されており、
笠原さんは
「津堅島の歴史を調べれば調べるほど
興味深いものばかりだった」と
津堅島の歴史の奥深さを強調しました。
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2018年3月19日 第389回目の放送分です

3月19日 第389回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます 。
オキナワンドリーム
ゲストは、きじむなあ物語の会のみなさんの人生について伺います。
東京井戸端ユンタク
テーマは、沖縄の酸っぱいもの・大和の酸っぱいもの

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殺処分予定の犬を家庭犬に… 思い込めて小学生がしつけ

方言ニュース  
2018年3月19日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県内の児童福祉施設の子どもたち6人が
去年10月から殺処分予定の犬を
家庭犬にするためのしつけに取り組み、
およそ5カ月間世話をした
2匹の犬にメッセージを書き込んだ
バンダナをプレゼントし、
首に巻きながら
「幸せな家族に出会えますように」と、
名残惜しそうに頭をなでました。

児童福祉施設の子どもたちが殺処分予定の
犬を譲渡するために、
しつけを施す試みは
全国でも初めてだということで、
現在、複数の人が犬の引き取りを希望しています。

子どもたちはこれまで施設内外で家庭犬に
必要な「待て」や「伏せ」などの動作を教えました。

最初は嫌がっていた犬のふんの片付けも、
最後は全員が何のためらいもなく
できるようになったということで、しつけを手伝った訓練士の女性は
「初めはめんどくさそうにしたり、
声掛けもできなかったりした。
でも最後は、訓練後も犬からなかなか離れようとしなかった」
と振り返りました。

ムードメーカー役の小学4年の男の子は「幸せな家庭にもらわれるなら
さみしくない」と言い切った一方で、
「また会いたい」とつぶやき、
複雑な心境をのぞかせていました。
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稲葉信子(いなば・のぶこ)さん【筑波大学教授】

沖縄羅針盤
毎週日曜日 午後4時半~5時 放送中
3月18日放送分

今週のコーラルラウンジは、筑波大学教授の稲葉信子(いなば・のぶこ)さんとラウンジ常連客で沖縄大学地域研究所特別研究員の島田勝也さんのおしゃべりです。

稲葉さんは1955年生まれ。愛知県名古屋市のご出身です。

稲葉さんの専門は世界遺産学・建築史。東京工業大学大学院修士課程、博士課程を修了。文化庁文化財保護部、東京文化財研究所を経て2008年から現職です。

今年、最大級のビックニュースになると期待されている奄美・琉球の世界自然遺産登録。現在「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の4地域が一体となって世界自然遺産としての登録が審査されており、結果は夏頃と言われています。

稲葉さんは、世界遺産の国際機関で登録からモニタリングまで世界遺産条約の運営に関わる仕事に関わってこられた方。那覇市での講演の前にコーラルラウンジに寄って頂きました。

今週はその後編です。

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宮古島で海浜清掃イベント開催

2018年3月15日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

海浜清掃と音楽ライブを交えたイベント
「海LOVEin宮古島」がこのほど、
宮古島市の高野漁港で開催され、
およそ350人が参加し、
海岸に漂着した多数のごみを清掃しました。

また、漁港隣の多目的広場には
特設ステージが設置され、
市内の人気飲食店が出店し、
清掃を終えた参加者は昼食を取りながら
音楽に耳を傾けていました。

家族5人で参加した35歳の男性は
「教育の一環として子どもたちに
海浜清掃を経験させたくて参加した」と話し、
子どもたちは
「汚いからとってもきれいにしたい」と元気いっぱいに
ごみを拾っていました。

一方、宮古島市城辺の新城海岸でも海浜の清掃が行われ、
県建設業協会宮古支部と
宮古地区調査測量設計業協会の会員も含めて
およそ50人が参加しました。

「浜辺のクリーンアップ大作戦!渚はぼくらの宝物」を
キャッチフレーズに県宮古農林水産振興センターが実施したもので、
小型の重機も用いて海岸に漂着したごみを清掃しました。

およそ800メートルの海岸には外国表記のペットボトルや瓶、
流木などさまざまなごみが流れ着いており、
参加した41歳の男性は
「こういう現状を見ると、気分は良くない。
できるだけきれいにしたい」と話しました。
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タクシー運休、伊江島村民は困った…

伊江島唯一のタクシー会社「伊江島交通」が先月1日から、運転手不足と経営難を理由に日中の運行を休止しており、車を持たない高齢者が通院や買い物など生活の足として利用していることから、村民生活に支障が出ています。伊江島交通の従来の運行時間は午前7時から翌午前2時でしたが、午後6時から翌午前2時となり、3日前までに予約があれば日中も対応しています。伊江島交通の所有車両は5台で、最多で10人の運転手がいましたが、現在5人しかおらず、日中の勤務シフトが組めません。また、従来から日中の運行は赤字状態で、夜間の売り上げで補填してきましたが、夜間の売り上げも落ちてカバーできなくなったということです。島袋村長は「来月1日からの再開を目指し、行政支援を検討する」としていますが、民間企業への直接支援に慎重な意見もあり、再開のめどは立っておらず、伊江島交通の仲宗根取締役は「村が直接的な財政支援を続けるのは難しいと思う。人材不足や財政面なども含め長期的に考えると乗り合いタクシーの導入が必要だ」と話します。一方、伊江村老人クラブ連合会の宮里会長は「車がない高齢者にとって死活問題だ。病院に行きたくても行けない。早く何とかしてほしい」と訴えています。
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