お守りで地域活性化 うるま市浜比嘉島

2018年3月13日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

「地域を活性化させ、島の魅力につなげよう」と、
うるま市浜比嘉島の比嘉区の住民たちが、
島内で取れた塩やサンゴなどを使った
お守り作りに挑んでいます。

浜比嘉島活性化のため、
おととしから地域おこし協力隊として
活躍する向井裕美(ゆみ)さんが、
「浜比嘉島のお土産がなく、ここで買える物を作れないか」と、
お守り作りを提案し、実現しました。

お守りは縁結びや子宝、無病息災の3種類で、
島内で取れた塩を詰め、手作業で作っています。
島民手作りのお守りは比嘉公民館で販売します。
浜比嘉島は近年、パワースポットとして注目を浴びており、
比嘉区には琉球開びゃくの祖神アマミチューの墓や、
子宝・子孫繁栄の神が祭られるシルミチューなどがあり、
休日には観光客でにぎわいをみせています。

しかし、道幅が狭い比嘉区内に
観光客の車両が入ることを良く思わない
住民もいることから、向井さんは
「観光客に対する気持ちの変化にもつながればいい」
と語り、波田間あや子さん(61)歳は
「買う人にご利益が訪れるように、
気持ちを込めて作っている」と話しました。

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