県の平均賃金が過去最高を記録

2018年3月8日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

求人情報誌「ジェイウォーム」を発行する冒険王はこのほど、
去年10月から今年1月の県内の平均賃金動向をまとめました。

それによりますと、
県内景気の拡大に伴う人手不足の影響を受けて、
平均時給は前の年に比べて30円増の893円となり、
2011年の調査開始以降で最高となりました。

平均月給は上昇幅が大きかった前の年の反動で
1652円減の16万6886円でした。

平均時給の業種別では「教育」が
前の年に比べて148円増の1091円、
「営業」は78円増の978円、
「観光」は63円増の875円となりましたが、
冒険王は「教育では学習塾が募集に力を入れており、
営業では沖縄の経済活性化に伴って
新規事業の開拓を進めているとみられる」
と指摘しました。

また、平均月給は「販売・サービス」や
「教育」「建設」などで上昇した一方、
「観光」や「医療」などで減少しましたが、
冒険王は「昨年は正社員を多く採用した企業が多かったことから
月給も大きく伸びた。

今年は人員が確保できたことから
正社員の採用は抑えたのではないか」
と分析しています。
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