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2019年4月22日 第445回目の放送分です

4月22日 第445回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、高校文化研究会の山本邦彦さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
渋谷 アヤパニを紹介

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将来は久部良の海人に 大物を釣り上げた迎里くん(小3) 

方言ニュース  
2019年4月22日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
与那国町立久部良小学校3年の
迎里愛翔君はこのほど、
46キロのカンパチを釣り上げて
16歳未満の国内記録の26・85キロを大きく上回りました。
「久部良の海人になりたい」と、胸を張り、
満面の笑顔で将来の夢を話す愛翔君は、
3歳の頃、初めて船で釣りに出てから
釣りが大好きになったということで、
今年の春休みは毎朝4時半に起床し、
漁船で5時に久部良漁港を出ていました。

この日は、漁港から西に3時間ほど走らせたポイントで
釣り糸を垂らすと、間もなく手応えがあり、
強い引きだったのでサメだと思いましたが、
大きなカンパチが見えてきて
「びっくりした。
去年は23キロのカンパチを釣ったけれど、
今回のが一番でかい」と話し、
釣り上げた感触を振り返りました。

港の岸壁からの釣りに付き合ったりする叔母は
「釣りをする時のように勉強も
頑張ってほしい」と笑い、
母親は「『学校をやめて海人になろうかな』
と言うこともあったが、父親と、
高校までは行きなさいと
話しました」とわが子を見つめます。

愛翔さんは「高校まで頑張って勉強する。
それから久部良の海人になる」と、喜びと夢で膨らんだ胸で、
大きく深呼吸しました。

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玉城朝薫が見た那覇港2

赤瓦ちょーびんのぐぶりーさびら 
毎週日曜日 午前9時~9時30分 放送中
4月21日放送分
フリーのガイドで
元沖縄観光コンベンションビューローの
歴史文化コーディネーターを務める赤瓦ちょーびんが
独特の語り口で沖縄の歴史、文化、民俗についてご紹介します。
今回は、『玉城朝薫が見た那覇港2』
を、お送りします。
「沖縄のなーんだ」の、コーナーでは、
『組踊』を、
お送りします。

赤瓦ちょーびんホームページ始めました。

https://沖縄歴史観光.com
番組同様、歴史 風俗 イベント等 満載です。
赤瓦ちょーびんの 画像も ありますよ。
ちょーびんへの 質問コーナーも
随時 募集中です。
お待ちしています。
番組へのご意見、ご感想、リクエストはこちらまで
aka@rokinawa.co.jp
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ミーカガンが新たに有形民俗文化財に指定

「ミーカガンが新たに有形民俗文化財に指定」

方言ニュース4月19日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

糸満市教育員会はこのほど、糸満市出身の金城勇吉(ゆうきち)氏が制作した
「ミーカガン及び制作道具一式」を市の有形民俗文化財に指定しました。
金城氏は漁具としてのミーカガン製作に携わった最後の人物ということです。

市西崎町の糸満海人工房・資料館で展示されている金城氏の未完成2点と
破損を含めたミーカガン20点、道具25点が漁具関係で初の文化財指定となりました。

市教育委員会は
「現在の水中眼鏡と形が似ており、先人の工夫や創意を知るきっかけになれば」
と海人文化の継承に役立てたい考えです。

ミーカガンは、糸満漁師の玉城保太郎(たまぐすく・やすたろう)氏が
明治10年代後半に考案した水中眼鏡の一種で、糸満を代表する漁具の一つです。

モンパノキ(方言名ハマスーキ)で作られており、ミーカガンの登場で、
採貝漁や追い込み漁が発展し、糸満では漁獲量が増大したということです。

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沖縄大学元副学長で名誉教授ディープ・チャンドララールさん

チャンドララールさんは1952年スリランカの出身。
留学生として来日神戸大学大学院を修了し文学博士の学位を取得。
2000年から沖縄大学に勤務します。国際コミュニケーション学科教授を務められ2013年から2017年まで副学長に就任、一昨年の退任後は名誉教授となります。
「社会言語学」の視点から多言語・多民族社会・マイノリティーといった社会課題の研究に取り組みます。学生達には「言語コミュニケーション」の奥深さ重要性を説いています。
また「沖縄スリランカ友好協会」を立ち上げ沖縄とスリランカの交流の促進にも努めています。
チャンドララール先生のモットーは「自分の得たものを多くの人と分かち合う」です
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琉球泡盛の総出荷量、14年連続減少

2019年4月18日(木)
担当 上地和夫先生

県酒造組合は2018年の琉球泡盛の総出荷量が
前の年に比べて5・1%減の1万6829キロリットルとなり
出荷量がピークを記録した2004年から14年連続の減少になったと発表しています。
出荷先別では県外は前の年に比べて1・2%増の2787キロリットル
海外は前の年に比べて6・9%増の31キロリットルと増加したものの
出荷割合が最も大きい県内が6・3%減となったことが影響しています。
出荷量は沖縄ブームなどの影響で
過去最高だった2004年の2万7688キロリットルから39・2%減少し
4年連続で2万キロリットルを割り込んでいます。
出荷量の減少に伴い生産調整が行われ
総生産量は前の年に比べ7・4%減の1万6497キロリットルでした。
県酒造組合は消費者の好みが多様化していることや
健康志向に伴い低アルコール飲料が好まれていることなどが泡盛消費の減少につながったと分析しています。
泡盛消費が減少する中で泡盛製造業者の経営状況は
2017年度は全45社のうち黒字が28社、赤字の業者が17社でした。
県酒造組合は「島酒フェスタ」をはじめとするイベントの開催、
酒造所と歴史や文化などを結びつけた酒造ツーリズムの展開、
官民一体となった琉球泡盛海外輸出プロジェクトなどの取り組みで
県外、海外への出荷量が増えているとしています。
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鵜池 幸雄先生「会計によって何が見えるか?(会計は何を見ているか?)」(前篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
4月17日の放送では、産業情報学部 企業システム学科の鵜池 幸雄先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「会計によって何が見えるか?(会計は何を見ているか?)」(前篇)です。

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やまがーぐちの理解度が低い結果、調査で明らかに

2019年4月17日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

南風原町山川区は山川のしまくとぅば
「やまがーぐち」に関する区民意識調査をまとめ、
「やまがーぐちを主に使う人」は
20歳から40歳代で0%、
「まったく使わない」は20代で83・3%、
30代から40代でも半数以上いたことが分かりました。

20代の61・2%はやまがーぐちを聞いた時に
「まったく分からない」と答え、
生活でやまがーぐちが必要だと答えた20代はおよそ3割でした。

やまがーぐちの理解度について
やまがーぐちを「よく分かる」と答えたのは全体で38・7%、
「ある程度分かる」は26・7%、
「あまり分からない」は14・9%、
「まったく分からない」は19・6%でした。

年代別では20代から40代で「分からない」と答えた人が
「分かる」と答えた人を上回っています。

やまがーぐちの必要性について
「非常に必要だ」と「ある程度必要だ」を合わせた「必要」は
20代で30・5%、30代で51・5%、40代で56・1%、
50台で57・9%、60代で59・2%となっており、
県民意識調査と比べると各年代で
およそ20ポイントから40ポイント低くなっています。

「やまがーぐち」に関する区民意識調査は
山川誌編さん事業の一環で実施され、
20代以上の山川区民600人を対象に行われ423人から回収し、
委員長を務めた赤嶺義夫さん(74歳)は
言葉の景勝に危機感を示しながらも
「どう継承していくのか区民で考えることが大切」
と話していました。

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ジョブリッジ研究所代表理事の赤嶺久美さん

赤嶺久美さんが代表理事を務めるジョブリッジ研究所は創立5年、学校・企業・地域・行政を
横断的な主体として、若者達へのキャリア教育や就業支援や
人材育成に取り組んでいます。6年前から「うるま市役所」からの委託で取り組んできた事業では数々の成果もあがり注目を集めています。
代表の赤嶺さんは那覇市の出身「キャリアアドバイザ-」として
県内各地で多くのセミナー開催などを開催しています。
赤嶺さんが活動目標に掲げているのは「豊かな人生を紡げるような社会人」
「将来に希望を持てる社会生活」を実現することです。
久美さんは元ミス着物日本代表であり起業家であり母子家庭子育て経験者、その人生感を訊いてみました。
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