第29回新唄大賞 各賞決まる

方言ニュース
2018年2月26日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

新作の沖縄民謡のコンクール
新唄大賞の公開審査会がきのう、
沖縄市ミュージックタウン音市場で
開かれ、
訪れたおよそ400人の観客を
魅了しました。

新唄大賞は沖縄民謡の発展と継承を
目的にラジオ沖縄が
毎年開いているもので、
29回目となる今回は15作品が
本選に出場しました。

審査の結果、
「花に花蕾(はなにはなちぶみ)」を
歌った照喜名竹美さんが
大賞・グランプリを受賞しました。
3度目の挑戦で大賞を受賞した
照喜名さんは
「女性が経験する嬉しさ・喜び・
怖さなどの気持ちを、
花の中に花が咲いたという例えで
表現した。
4月に生まれてくる子と一緒に
ステージに立てて嬉しい。
お父さん、お母さん生んでくれて
ありがとう。
私もこれから子どもを生みますが、
そうやって生命が繋がっているのですね」
と興奮した様子で、喜びを語りました。

このほか歌唱賞には
「あんまー寄言」を歌った
名嘉愛理さんが、

また、「愛さ栄昇節」を歌った
護栄得栄昇さんが
大衆賞を受賞するなど、
各賞が決まりました。

新唄大賞公開審査会の模様は
来月4日、日曜日の夜7時から
ラジオ沖縄で放送します。

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