ビュッフェの残り弁当好評

方言ニュース
2021年2月10日水曜日 きょうの担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

朝食ビュッフェから出る食品ロスを減らすため、石垣市内のビジネスホテル「ベッセルホテル石垣島」は去年12月から、余った食材を弁当として販売しています。廃棄量を減らせないかとの思いに、コロナ禍が重なって始めた取り組みで、ホテル側には好意的に受け止める声が寄せられ、
SNSなどでも話題となっています。
このホテルでは、沖縄らしいメニューを中心に、宿泊客の満足度向上のために朝食ビュッフェに力を入れていますが、 去年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でビュッフェが敬遠されたことなどから、さらに廃棄量は増えました。

「捨てたくもないし、
お客さんにも喜んでほしい」と悩み、始めたのが余った食材での弁当販売で、余ったメニューから弁当でも使える
チャンプルーやだし巻き卵などを詰め合わせます。
350円で販売し、1日5食程度の提供ですが、食品廃棄量が以前の半分程度の日も
あるということです。
佐久川真由美支配人は
「当初は抵抗感があるのではないかと思っていたが、意外にも受け入れてもらえ、皆さんのエコへの関心の高さに気付かされた」と反響に驚き、
「地元の人にも弁当で、うちのホテルの朝食を味わってもらえてうれしい」と笑顔を見せました。
           

再生