国頭漁協、小学生に水産教室

方言ニュース    
2021年2月16日火曜日
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
国頭漁業協同組合はこのほど、国頭村立辺士名小学校の5年生19人を対象に、水産教室を開き、児童らは自分たちの身近な海で取れる県産魚などについて、地元の大人から直接学べる絶好の機会となりました。
児童らは午前7時に漁船3隻に分かれて出港し、釣りの仕掛け、餌入れ、糸の垂らし方、しゃくり、船上でのマナーなどの指導を受けました。
この日は天候が悪く、釣りポイントに着くと同時に雨が降り出し、およそ40分間は船上で晴れるのをじっと待つ厳しい気象となりましたが徐々に晴れ間が広がると、児童は目を輝かせながらおよそ4時間、釣りに没頭しました。
普段と比較すると各漁船とも
釣果が少なめでしたが、グルクン、ビタローなど多種多様な魚が釣れ、児童らは喜びました。
港に帰った後は「釣った魚を自分でさばいて食べる」を実践し、うろこ取りから、下処理などを学びました。
参加した男子児童は「魚を釣るときに、手が震えドキドキしたけど、グルクンが5匹も釣れてとても楽しかった」と感想を話しました。
指導した漁協青壮年部のメンバーは「いつかこの仕事が選択肢の一つにつながればと思う。自分で料理し、さばく際に命の大切さを知ってほしい」と話しました。

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