伊江島で黄金色の実り

2017年4月26日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

県内で小麦の生産が盛んな伊江村で、
黄金色に色づいた麦穂が畑一面に広がり、
村民や観光客の目を楽しませています。

北海岸にある景勝地の湧出近くの小麦畑では、
島のシンボル「城山」を背に、
太陽の光を浴びた麦穂が風に揺れています。

また、今月から稲刈りが始まりました。

晴れた日にはコンバインが稼動し、
作業員が収穫作業に追われており、
作業は来月いっぱい続きます。

伊江島産小麦の生産や加工商品の
販売などを手掛ける「いえじま家族」では、
15軒の農家が在来種の「江島神力」を栽培し、
無農薬で化学肥料も使用せず、
香りと風味の良さから、
沖縄本島のパン屋や菓子店からの評判が高く、
小麦のチップス「ケックン」は
塩とシナモン味のほかに去年11月、
島唐辛子を使ったスパイシー味も加わり、
土産品として注目を集めています。

伊江港内にある「いーじまとぅんが」では
麦そばも味わえるということで、
去年より作柄が良く、
1・5倍から2倍近い終了になると
見込まれています。

22日からは「伊江島ゆりまつり」も開かれており、
小麦畑の風景や食も楽しめそうです。
再生