石垣市、建築物の高さ制限の維持を求める

「石垣市、建築物の高さ制限の維持を求める」
方言ニュース4月20日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

石垣市の川平公民館はこのほど、風景計画の見直し作業を進める市に対し、
計画で定められた川平地域景観地区での建築物の高さ制限の維持を求めて、
川平地域住民から集めた286筆の署名を提出しました。

高さ制限維持の要請で、署名を提出するのは初めてで、
先月下旬から地域の住宅や事業所190ヶ所に趣意書を配布し、
今月16日までに119ヶ所から署名を回収しました。
公民館の糸数館長は
「高さ制限は譲れないところがある。計画見直しでは配慮してほしい」と要請し、
漢那副市長は
「いろいろな意見を聴かせてもらいたい」と述べました。
市は来月末をめどに風景計画の原案を策定する予定で、
その後、住民説明会や公聴会などを実施し、
都市計画審議会、景観形成審議会の答申を経て、
今年度内には見直しを完了したいとの認識を示しています。

川平地域では建築物の高さは一部を除いて
7メートル以下に制限されています。
一方、川平地域での大型リゾートホテルの建設計画に伴い、
開発事業者に制限見直しを求める動きがあるとして、
規制緩和への警戒感が地域で広がっています。
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