月別アーカイブ: 2015年8月

宮古島市、不法投棄ごみゼロ宣言撤回

2015年8月19日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報ニュースです。

宮古島市城辺に多くの不法投棄ごみが
残されていた問題で、県宮古福祉保健所と、
撤去事業を所管した市環境衛生課は
このほど、現場を視察しました。

市の撤去後も多くのごみが残る現状に、
保健所生活環境班の担当者は
「決してゼロではなく、相当数が残っている」と断言し、
市の「不法投棄ごみゼロ戦現宣言に
あらためて疑問符が付きました。

このうち、城辺保良の元ロラン局隣の崖下は、
市議会での指摘を受け市が問題を把握して以降の7月も
残量がゼロと報告されていた所ですが、現場に下りると、
ビデオテープや敷物など多くのごみが残されており、
生活環境班は「一概に言えないが、まだ取れそうな部分もある。
撤去する方法を考えないといけない。
不法投棄ごみは適正に処理するより撤去に金がかかる。
不法投棄は犯罪であり、絶対にしないでほしい」
と呼び掛けました。

また、市環境衛生課は
「撤去を委託した業者から取れたという報告を受けていたが、
現場を見て、ごみが残っているのを確認した。
今後再撤去するかも含め検討したい」
と語りました。

一方、宮古島市の長濱副市長は
4月に出した「不法投棄ゼロ宣言」を撤回すると表明し、
「市民に対しお詫びする。県とも話し合い、可能な限り撤去する」と   
謝罪しました。
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障がい者就労施設でも旧盆を前に大忙し

2015年8月18日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

西原町内の障がい者らが就労する
「サポートセンターはばたき」は、
旧盆を前に、中元用の米やコーヒー、
ハムなどの注文を受け、
繁忙期を迎えています。

「はばたき」では主に知的と
精神障がい者の24人が働いており、
精米班、菓子製造班、清掃班など、
5つのグループに分かれて
仕事をしています。

米はできるだけ配達日に業務用の
本格的な精米機で精米して配達しており、
町内であれば無料配達しています。
精米班の平良勇樹さん(23)歳は
「30キロの米の持ち運びは
 重いが、仕事は楽しい」
と話しています。
また、米用のオリジナル化粧箱のデザインは
精米班の比嘉哲大さん(35)歳が手掛け、
「温かみが感じられる」
と客からも評判だということです。

一方、町中央公民館のロビーで
コーヒーや手作りクッキー、
かき氷などを販売する喫茶班は、
中元の注文を受け付けていますが、
繁忙期で得られた売り上げは、
働く人たちのボーナスになるため、
営業活動にも力を入れているということです。

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