カテゴリー別アーカイブ: 方言ニュース

ごみ山積で遺骨収集妨げ

方言ニュース   
2020年2月3日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄戦戦没者の遺骨収集作業が続いている
糸満市摩文仁の丘周辺で、
空き缶や空き瓶、
さび付いた表示パネルなどごみが山積し、
遺骨収集作業の大きな妨げとなっています。

当時の日本兵の認識票や骨片などが発見された
洞窟にも大量のごみが流れ込んでいて、
遺骨収集作業に取り組んでいる
沖縄鍾乳洞協会理事の松永光雄さんは
「あまりにもごみが多くて、遺骨や遺品を取り出せない」
と頭を抱えています。

ごみが山積している場所は、
糸満市摩文仁の丘周辺の各都道府県の
慰霊塔などがある場所の裏手で、
急斜面になっている
山道を下ったところにあります。
松永さんらは16日から19日まで、
ごみが山積している場所周辺で
遺骨収集作業を実施し、洞窟に入り、
地下5メートルほどの場所から名前が彫られた
認識票や遺骨などを収集しました。

3年ほど前にも同じ洞窟の中から認識票が
発見されており、
まだ多くの遺骨や遺品が残っていると
みられますが、
大量の空き缶が流れ込んでいて
「ごみのせいで遺骨が収集できない」
状況です。

松永さんは「無念の思いで亡くなった人たちの
遺骨や遺品がごみで収集できないなんて、
あってはならない」と話し、
行政が主導する形で
早急な撤去を訴えています。
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男子体操の小浜選手による特別講話が母校の西原東小学校で行われる

東京五輪を目指す男子体操の興南高校出身の小浜廣仁選手が15日、母校の西原東小学校で特別講話をしました。昨年6、9月の国内大会で種目別の鉄棒優勝を飾るなど、東京五輪出場が期待される注目の選手です。後輩の5・6年生に「小さなことでもこつこつ積み重ねることが大切」と好きなことを続ける大切さを語りました。  実は高所恐怖症という小浜選手ですが、得意の鉄棒は「本当は怖いがやらないといけない。でも、やっている時は一瞬で終わる」と児童らを驚かせました。小3から本格的に始めた体操で東京五輪出場も期待される選手なだけに、児童からは「どうしたら体が柔らかくなるのか」などの質問が出ました。小浜選手は「小さな努力の積み重ねが大きな目標達成につながる。僕はお風呂上がりの柔軟体操を毎日やっている」と日々努力を続ける重要性を児童に伝えた。 講話では床演技も披露しました。目の前で繰り広げられる小浜選手のダイナミックな2回転宙返りに、児童から「おおっ!」という歓声と拍手が湧き上がった。
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第39代ミス沖縄選出

方言ニュース2020年1月29日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

沖縄観光コンベンションビューローはこのほど、
「第39代ミス沖縄」の最終選考となる選出大会を
浦添市の国立劇場おきなわで開きました。

書類や面接審査に合格したファイナリスト10人が挑み、
歌や語学など特技を披露した結果、
スカイブルーに琉球大学4年で那覇市の岩本華奈さん(22)歳、
コバルトブルーに歯科衛生士で浦添市の山里ひかるさん(28)歳、
クリーングリーングレイシャスに看護師で東京都の新里瑞紀さん(28)歳が選ばれました。

3人は4月1日から来年3月31日まで
沖縄の観光親善大使として活動します。

大学で観光を学ぶ岩本さんは
「県民の気持ちを背負って沖縄観光をPRしたい」と笑顔を見せ、
宮古島市出身の山里さんは
「地域の人に寄り添って、その声を届けていきたい」と気持ちを引き締めました。

また、うるま市出身の新里さんは
「周りのサポートに感謝したい。『ゆいまーる』『うとぅいむち』の精神を
伝えていきたい」と意欲を示しました。

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養豚と作曲で二足のわらじ 赤嶺康さん

2020年1月28日(火)

琉球新報の紙面からお伝えします。

うるま市のアカミネファーム代表・赤嶺康さん48歳は  
養豚業と編曲家の二足のわらじを履いています。

養豚におよそ30年携わりつつ
戦後ハワイから豚が送られたことを題材にした
ミュージカル「海から豚がやってきた」にも
作曲で参加しています。

ハワイの豚が到着したうるま市で発生した
豚熱で苦境に直面していますが
「ハワイ県系人の当時の功績が今につながっている。
その思いを絶対に消さないようにしないといけない」
と訴えています。

赤嶺さんはうるま市与那城西原で
およそ580頭の母豚から
およそ2500頭の子豚を産ませ育てていますが
搬出制限区域内にあるため出荷はできず
「1週間でも制限区域を解除してくれたら助かるが
補償もあるのかどうか分からない」と話しています。

赤嶺さんは音楽が好きで、音楽大学に行くのが夢でしたが
養豚農家だった父の借金を返済するため
音大進学は諦め養豚の道に進みました。
音楽を聴きながら寝る自身の体験をヒントに
豚がリラックスする音楽を探し始め
最も効果があったのは沖縄の古典音楽で
豚の睡眠時間が増え、体重が増加したということです。

「豚と音楽は違うようで一緒。子豚をどうやって生ませるか
音楽をどうやって生み出すか常にリンクしている」と話し
豚熱の発生で先が見通せない状況について
「農家は生産した豚を子や孫に『安心だよ』と言って
食べさせることができればいい」と赤嶺さんは願っています。

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暖冬で野菜の売り上げ低迷

方言ニュース  
2020年1月27日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

記録的な暖冬で、
野菜の供給量が増えて価格が下落する一方で、
「冬の定番」である鍋に使う野菜の売り上げは
低迷しており、
青果市場の仕入れ担当者からは
「泣きたいくらいだ」と悲鳴が上がっています。

寒さ知らずの今シーズンは、冬物家電にも
「ほとんど動きがない」ということで、
各方面に暖冬の影響が出始めています。

沖縄協同青果によりますと、
暖冬の影響で全国的に野菜の生育が良く、
出荷量が増えている一方で、
価格は下落しています。

スーパーの生鮮食品部門担当者によりますと、
今年1月の野菜の売り上げは去年に比べて
2割から3割の減となっており、
特に鍋に関連する野菜の
売れ行きの不調が目立つということです。

担当者は「トマトやブロッコリーなど
サラダ野菜については売り上げが堅調だが、
鍋の具材として使われるホウレンソウや
きのこ類の売れ行きが特に厳しい」
と指摘します。

一方、家電の売れ行きにも暖冬の影響が見え、
大手家電量販店の仕入れ担当者は
「去年もそうだったが、
例年のような売り場計画が
立てにくくなっている。
この傾向が続くようだと、
暖冬を前提にした
計画の立案も必要になってきそうだ」
と話しています。
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両足義足のランナー島袋勉さんによる講演が行われる

両足義足で国内をはじめ海外のマラソンに出場して完走し登山にも挑戦してきた西原町でラシーマ社長を務める島袋勉さん(56歳)が与那原町立・与那原東小学校で「夢をあきらめないで」をテーマに講演し困難を克服して生きる姿を話し児童らを感動させました。島袋さんは20歳で創業し38歳の時にアメリカのIT事業を視察した帰りに千葉県で踏切事故に遭い両下腿を切断しました。20カ月入院したあと退院して社会復帰し1年後のトリムマラソン3キロに両足義足で初挑戦しました。1カ月後にはホノルルマラソンを完走し海外、国内各地のマラソンも完走。43歳でアルゼンチン・アコンカグア峰、そのあとも富士山登頂に挑むなど挑戦を続けてきました。島袋さんは事故に遭って入院治療後平行棒などを使って歩く訓練を工夫しながら続けたことややっと歩けるようになって「フルマラソンに挑戦したい」という目標を設定し周囲にも宣言したことなど次々と夢を果たした島袋さんの話に630人の全児童、教諭らは聞き入っていました。宮城奈々史さん6年生は「私たちに感動を与えてくださりありがとうございます」と児童を代表して感謝の言葉を述べていました。
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豚熱による県産豚肉の買い控えなし

方言ニュース2020年1月22日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

うるま市と沖縄市で豚熱の感染確認が続く中、
両市内で県産豚を扱う店舗などによると
消費者の買い控えは起きていないということです。

豚熱発生を機に、農家らを励まそうと買い物に訪れる客も多く、
店主らは「県民みんなで豚を支えようという気持ちがある」と
うれしそうに語りました。

このうち、うるま市石川にある創業50年の豚肉専門店「石川ししや~」では、
市内での豚熱の感染確認後も客足は途絶えておらず、
共同代表の平良あゆみさんは、
買い物に来た客から声援を受けることもあるということで、
「感染を知って『こんな時こそ』と買いに来てくれる方もいて、
とてもうれしい」とにっこりし、
「感染農家の中には知り合いもいた。
県民みんなで応援したい」と話しました。

うるま市から買い物に訪れた60代の女性は
「県産豚肉が大好き。値上がりは心配だが、
今だからこそ食べたい」と豚肉を手にし、レジに向かいました。

一方で、不安を隠せない精肉店もあり、
県産豚肉を扱う沖縄市住吉の「コザミート」の店主の比嘉哲也さんは
「経験がないことが起きて戸惑っている。 
出荷量が減り値上がりすることが心配だ」と述べ、
取引業者などが県外や国外産の豚に切り替えることへの危機感をあらわにしました。

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作家・下嶋哲郎氏 養豚業再建願う 豚コレラ拡大を受け

2020年1月21日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

県内で豚コレラの感染が確認されてからあすで2週間。
沖縄戦後、古里の復興を支援するため
ハワイから豚を運んだことで知られる
県系人らの活動を取材してきた作家の下嶋哲朗さんは
「ウチナーンチュが一丸となり、
並々ならぬ“豚愛”で今回の危機も乗り越えられる」と語り、
早期終息と養豚業の再建を願いました。

「豚小屋に豚がいない」。
戦後に沖縄を訪れたハワイの県系2世の
比嘉太郎さんの一報を受け、
ハワイではすぐに「沖縄救済会」が立ち上がり、
7人の県系人子弟が寄付で集まったおよそ5万ドルで豚を買い付け、
1948年9月、現在の養豚業発展の礎となった豚550頭が
海を渡りました。

ハワイから送られた豚はその後、
品種改良などを重ね順調に増えましたが
86年、豚コレラが21年ぶりに発生し、全島に広がりました。
発生から43日後には県が終息宣言を出しましたが、
下嶋さんは「獣医師らが結束して立ち上がり、
なんとか終息することができたと記憶している」と語りました。

下嶋さんは豚コレラは農家だけでなく全県民の問題だとし、
「豚は沖縄の歴史、伝統、文化そのものだ。
ウチナーンチュの底力を見せ、
一日も早い原因究明と終息を願っている」と述べました。

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世界遺産の推薦地でウサギ目撃 生態系への懸念広がる

方言ニュース   
2020年1月20日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

世界自然遺産の推薦地である国頭村謝敷で、
11日夜、ウサギ3匹が目撃されました。

やんばるの森には元来ウサギは生息しておらず、
関係者は外来種による生態系への影響に
警鐘を鳴らしています。

沖縄生物教育研究会会員で、生物教員の知花史尚さんが
11日午後10時半ごろ、
国頭村謝敷の県道2号沿いで
ウサギ3匹を目撃し、
写真に収めました。

体毛は灰色と黒で、
体長は20センチ程度だったということです。

知花さんは「ウサギは小柄で若い個体だと思われる。
複数いたことを踏まえると、
繁殖している可能性もあるのではないか」
と話しましました。

また、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の
金城道夫副理事長は「目撃されたウサギが
何を餌としているか判明していないが、
やんばるに生息する貴重な植物を
食べないとは限らない。
早い段階で捕獲するなど対策をとる必
要がある」と指摘しました。

一方、環境省やんばる自然保護官事務所の
小野宏治上席保護官は「やんばるには
元々ウサギは生息していないため、
遺棄された可能性が高い。
行政や鳥獣保護員など関係団体への協力を
呼び掛け、対策の協議を進めている」と語り、
「希少な生物へが生息するやんばるの森への影響も考え、
ペットは遺棄せず最後まで大切にしてほしい」
と訴えました。
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島尻特別支援学校高等部より大学合格者が出る

県立島尻特別支援学校高等部3年生の漢那萌さんが、このほど沖縄国際大学総合文化学部人間福祉学科にAO入試で合格しました。島尻特別支援学校での大学合格は珍しく、「祝合格」の垂れ幕を掲げ、学校全体で喜んでいます。漢那さんは生後8カ月で脳性まひの診断を受け、小学1年生から車いすに乗っていますが、大学進学を志す他校の生徒から刺激を受け、人前が苦手でしたが生徒会長になりました。入試に向けた面接の練習を繰り返した比嘉朝子校長は合格の一報を聞き「よく頑張りました」と涙を流して喜び、担任の照屋純子教諭は「時間がかかっても諦めず、人の何倍も努力してきた。感謝を忘れずに大学生活も頑張って」と激励し、「社会福祉士になったら一緒に仕事をしようね」と声を掛けました。また、母親の美紀さんは「怒られるのが嫌いなので、やることはやる頑張り屋」と語りました。社会福祉士を目指す漢那さんは最近、電動車いすに乗り換え、一人でできることを増やせるように入学準備を進めており、「いろいろな方の力を借りて合格できた。福祉の仕事は自分の経験が生かせる。相談者の不安や悩みに寄り添える人材になりたい」と未来に向けて気持ちを高めています。
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