カテゴリー別アーカイブ: 方言ニュース

「 石垣福祉避難所、来年4月開所へ 」

災害時に高齢者や障害者などの要援護者が避難する石垣市の
「市福祉避難所兼ふれあい交流施設」の起工式がこのほど、
市内大川の県八重山農村青少年教育センター跡地で開かれました。

平時には要援護者と関係団体・地域の
交流施設として活用するもので、市は来年4月の開所を目指しています。
施設は鉄筋コンクリート3階建てで、延べ床面積は1050平方メートルです。
駐車場用地を含めた敷地面積は1695平方メートルあります。

多目的ホールや多機能トイレのほか浴室や図書室、調理場などを設置します。
備品購入費などを除いた総事業費は4億3400万円で、一括交付金を活用します。

避難対象者は医療・介護依存度の高い要援護者や
障害などのため避難生活が困難な市民で、
およそ200人の受け入れを想定しています。

また、平時には近隣の幼稚園や公民館と連携したイベント開催などを実施する考えです。
起工式で石垣市の中山市長は
「高齢者への畏敬の念と、障碍者への思いやりや理解が深まり、
地域福祉の機運情勢が期待される」とあいさつしました。

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豊見城の中学生らが能を体験鑑賞

2018年8月1日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

能楽の普及などに力を注ぐ
NPO法人白翔會による能体験講座が
このほど、豊見城市内の3つの中学校から
およそ740人の生徒が参加して
豊見城市立中央公民館大ホールで開かれ、
細かい解説を交えながらの実演に加えて
謡や能装束体験、能の型体験などが行われました。

白翔會の坂井理事長は冒頭、
能が組踊に大きな影響を与えたことなど
沖縄と能のかかわりを説明し、
能が武士によって演じられていたことにも触れながら、
「能は日本語の古い言葉で物語が作られている。
分かる単語を聞き取るように心掛けて、
能の楽しさを感じてもらいたい」と
生徒らにアドバイスしました。

そして、「高砂」や「屋島」「土蜘蛛」など5つの作品が披露され、
それぞれ見どころや意味が丁寧に解説されました。

ほとんどの生徒にとって初めての能鑑賞でしたが、
生徒らは坂井理事長らの親しみやすい言葉に引き込まれた様子で、
熱心に鑑賞していました。
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優勝記念ライブで観客魅了 小5・安慶名大芽くん

2018年7月31日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市立天願小学校5年生で、
ひやみかち節の表現力や歌唱力、演奏力を競う
4月の「第6回国際ひやみかち節コンクール」で
大賞に輝いた安慶名大芽君の「優勝記念ライブ」が
このほど、ライブハウスモッズで行われ、
見事な歌声と三線の腕で観客を魅了しました。

安慶名君は5歳で仲宗根創民謡研究所の門をたたき、
小学1年生で早弾きの才能を発揮し始めました。
「とにかく早弾きが好き」という
安慶名君のお気に入りは「嘉手久」で、ライブでは
「屋慶名クファディーサー~伊舎堂前ぬ三本ガジマル」、
「孝行口説」などを披露しました。

また、安慶名君は三線を始める前から闘牛に夢中で、
以前は自宅で飼っていた2頭の牛を愛情込めて育ててきました。
今も父親と闘牛観戦をするなど牛への愛情は深く、
ステージでは勢子の掛け声を披露し、会場を沸かせました。

指導する民謡歌手の仲宗根創さんは
安慶名君の演奏する「ひやみかち節」について
「闘牛の掛け声のような勢いのある小節を利かせている。
演奏に遊びを加え、三線を体の一部のように自分のものにしている」
と太鼓判を押します。

ステージの最後は、
自慢の「ひやみかち節」とカチャーシーで盛り上げた安慶名君。
将来の夢は「牛飼いを本職にして、三線もやる」と話しました。

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730も一緒に経験した愛車 今も大切に乗り続ける

方言ニュース  
2018年7月30日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県内の自動車通行が右から左に変わった
1978年の「730」からきょうで
40年となりましたが、
宜野湾市の瀬那覇起廣さん(82歳)は
1972年の沖縄の日本復帰の年に購入した
左ハンドルの車に今も乗り続けており、
当時の「730」の日も、
この自慢の愛車と迎えました。

自慢の愛車は「コロナマークⅡ」で、
年季の入った黄金色のボディと
時代を感じさせる「沖5」ナンバーです。

瀬那覇さんは「ニュースで通行の変更を見て、
もう運転が怖くて、日中は外に出られなかった」
と世変わりの日を振り返ります。

「ただ仕事もあるし、
運転には慣れないといけない」と思い、
日が沈み、車の往来が減った夕方ごろ、
当時住んでいた那覇市泉崎の
車道に出ました。
初日は家の周りを200メートルほど、
ゆっくり、ゆっくり走りました。
それから40年。やんばるへの家族旅行も、
去年10月に亡くなった妻の週3回の通院にも
このコロナマークⅡを使いました。

そんな思い出を詰め込んだ自慢の愛車に
瀬那覇さんは「いつも安全運転ありがとう。
これからもお互い頑張ろうな」
と声を掛けているということです。

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「糸満漁民塾」で鮮魚とのふれあい

2018年7月27日(金)
担当 糸数昌和先生

沖縄の鮮魚に触れることで「海人の街・糸満」に愛着を持ってもらおうと、
糸満市立高嶺中学校でこのほど、「糸満漁民塾」が開かれ、
市内で食堂を営む40歳の男性と店のスタッフらが講師となり、
3年生およそ50人に魚のさばき方を指導し、
生徒たちは一生懸命にシチューマチをさばいていました。
生徒たちは9つのグループに分かれて、包丁の持ち方など具体的な使い方を教わり、
交代でシチューマチの三枚おろしに挑戦しました。
さばいたシチューマチは魚汁やマース煮などにしておいしいランチを作りましたが、
ある女子生徒は
「初めて魚をさばいたが、思ったよりも難しかった。
 強く力を入れてシチューマチの頭を取った。家でお母さんと一緒にやってみたい」
と感想を話しました。
生徒を指導した男性は
「沖縄の魚がおいしいことをぜひ知って、魚に興味を持ってほしい。
月に1回は沖縄の魚を使った料理が家庭の食卓に並んでほしい」
と生徒たちに呼び掛けました。

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県人移民110年記念ソング完成 沖縄ブラジル協会

2018年7月24日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

ブラジルにいるおじいぃ、おばぁたちの喜ぶ顔が見たいと、
沖縄ブラジル協会の西原篤一会長が
県人移民110周年を記念し、
ブラジルと沖縄の友好を歌った新曲を含む
オリジナル島唄の特製CDを完成させました。

来月現地で開催される記念式典へ出席するため、
今月15日からブラジル入りしている西原会長は
10枚を持参し、
ブラジル国内におよそ40カ所ある各県人会などへ寄贈する考えで、
遠く離れた故郷を思う県系人に思いをはせ、
「私の歌で沖縄の風を届け、みんなを笑顔にしたい」
と語りました。

このうち、移民110周年を記念して作詞作曲した新曲は、
三線の音色に合わせた「島人の情け唄」で、
ブラジルに居ながらも故郷沖縄を誇りに思い、
平和を願い続けるウチナーンチュの人情を歌いました。

西原会長は、
県系人がたどってきた長い移民史は
必ずしも幸福なものばかりではなかったと指摘し、
「地球の裏側には故郷を思い続ける人たちがいる。
島唄を通して、離れていても皆『どぅしぐわー』、
心はいつも寄り添っていると伝えたい」と話しました。

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フィリピンで戦死した家族を慰霊 墓参団が追悼式

方言ニュース  
2018年7月23日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

太平洋戦争中にフィリピンで亡くなった家族ら
戦没者を慰霊する墓参団の一行がきのう、
フィリピンのミンダナオ島ダバオ市内にある
旧日本人ミンタル墓地「沖縄の塔」の前で
法要慰霊追悼式を開き、
子や孫の世代も含めた48人が参加して、
戦没者を追悼しました。

このうち、ダバオ出身で、墓参には3回目の参加だという
与那原町の81歳の男性は
戦争で父親を亡くしました。

この男性自身は戦前、
母親ときょうだい5人で沖縄に
引き揚げたため、
戦争中の記憶はありませんが、
母親から父親の思い出を聞き、
父親の写真をいつも眺めてきたということで、
「幼くて父との思い出は残っていないが、
父が生活していた土地を踏みしめて、実感し、
涙が出てきた」と語りました。

墓参団はこの日、タモガン避難地「平和友好記念碑・納骨堂」などでも焼香し、
慰霊した他、夕方には懇親会が開かれ、
現地の日系人会とも交流しました。

墓参団はあさって、
沖縄に帰ってくる予定です。

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「 南大東村が葉野菜をコンテナ栽培 」
方言ニュース7月19日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

南大東村は今年度からコンテナで葉野菜の水耕栽培を始めました。
村旧東に設置したコンテナは2棟をつないでおり、
面積はおよそ70平方メートルあります。
無農薬で栽培でき、年間を通した生産計画が可能で、
現在はリーフレタスや水菜、小松菜、チンゲンサイの4種を栽培しています。
月曜日から土曜日までの週6日間、1日におよそ200株を出荷し、
年間およそ7トンの出荷を見込んでおり、村内5店舗で
1袋税込み180円で販売するほか、ホテルや飲食店でも使用されています。
村では夏場、日照りなどで葉野菜の栽培が難しく、
台風の影響でフェリーが数週間入港できないこともあり、
村産業課の川満課長は
「野菜をいつも安定的に供給し、給食でも島内産の安心・安全を提供したい」と話しました。
村民アンケートで要望を聞き、将来的にはコンテナを増設したい考えです。
村内でおよそ70年にわたり営業する商店の女性店長は、
台風の影響でレタスを1個700円で販売したこともあるということで、
「水耕栽培の葉野菜は台風に関係なくほぼ毎日入荷するので、
みんなとても喜んでいる。採れたてでみずみずしく、とてもおいしい。
サラダのバリエーションが増えた」と歓迎しました。

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2018年7月18日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

大阪北部地震で小学校のブロック塀の
下敷きになって児童が死亡したことを受け、
県教育委員会が県内の公立幼小中学校、
県立高校、特別支援学校を対象に
ブロック塀の劣化などを調査しました。

その結果、438校で合わせて
2144カ所のブロック塀があり、
そのうち300校917カ所で
建築基準法に定められている塀の高さの超過、
控え壁の補強の欠如などが確認されました。

また、建築基準法に適合・不適合にかかわらず行われた、
ひび割れやぐらつき、傾きなどの劣化調査では、
322校で確認されました。

一方、今回実施されたのは目視調査のみで、
構造計算などはなされておらず、
安全基準を満たしているかどうかの
判断ではないということです。

県教委員会は今後の対応について、
「安全性に疑いのあるブロック塀について、
県立学校は撤去や補強など、速やかな対応をする。
各市町村教育委員会に対しても
児童生徒の安全確保や地域に対する
注意喚起を依頼している」と話しました。

さらに、平敷県教育長は
「安全性に疑いのあるブロック塀の
対応について引き続き市町村と
連携して取り組む」とコメントしました。
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うるま市の闘牛 県内初の文化財指定

2018年7月17日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市教育委員会はこのほど、「うるま市の闘牛」を
市の無形民俗文化財に指定することを決定しました。
闘牛が文化財に指定されるのは県内では初めてで、
闘牛関係者からは
「長年、文化財に指定されることを望んでいたのでうれしい。
感無量だ」と喜びの声が上がりました。

うるま市闘牛組合連合会は去年の夏、
市無形民俗文化財指定に向け
教育委員会に申請書を提出し、
市文化財保護審議会は歴史の深さや
地域を代表する文化として
広く市民に親しまれている点が評価できると
教育委員会に答申していました。

県外では愛媛県の宇和島や島根県の
隠岐などで文化財指定がされていますが、
県内での文化財指定は例がなかったということで、
うるま市闘牛組合連合会の大城会長は
「先人たちが築いてきた闘牛文化は
観光や若手の育成に大きな励みになる」
と声を弾ませました。

また、県闘牛組合連合会の幸地会長は
「県内18ある闘牛組合の関係自治体でも
文化財に指定してほしい。
今後、県の文化財指定に向けて働き掛けていきたい」と語り、
全県的な動きにつながってほしいと期待しました。
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