カテゴリー別アーカイブ: 方言ニュース

江洲グスクの落石撤去作業完了

2017年11月2日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

6月の大雨による落石のため、
陸墓に通じる通路がふさがれていた
うるま市宮里の「江洲グスク」で、
このほど落石の撤去作業が完了しました。

江洲グスクは第6代国王尚泰久の5男、
江洲按司宗組が居城していたとされ、その親族が眠っています。

落石の撤去は江洲按司を始祖とする「武姓一門之会」と
江洲自治会が市に要請していたもので、
2つの会は撤去に合わせて市に対し
江洲グスクの市指定文化財の指定を要請しました。

江洲グスクは14世紀から15世紀に築城されたといわれます。

門中清明祭には、100人を超える親族が参拝に訪れるということで、
武姓一門之会の嘉陽会長は
「江洲グスクは、今でも武姓門中が心のよりどころとして  
大事に管理している」と説明します。

これまで、江洲自治会、武姓一門之会が
清掃や管理をしていましたが、落石撤去に伴い、
「関係者らの心のよりどころとして大切に保護、保存して
子々孫々に継承していかなければならない」として、
市指定文化財への指定を求めました。

市によりますと、落石は直径がおよそ3メートル50センチ、
重さはおよそ20トンあったということです。
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ひとり親家庭実態調査

糸満市はこのほど、母子世帯や父子世帯などを対象に実施した
「ひとり親家庭実態調査」の結果をまとめました。

調査は今年8月、児童扶養手当の現況届け申請で
市役所を訪れたおよそ700人を対象に行われ、366人が回答しました。

それによりますと、雇用状況では「非正規雇用」がおよそ35%、
「短時間勤務」がおよそ21%と回答し、およそ56%が不安定な就労環境にあります。
子育ての心配や悩みでは、「将来の進学のための学費の貯金等」、
「子どもの教育費」と、教育費に関する回答が多く、
経済的に厳しい現状が浮き彫りとなっています。

また、仕事の状況では、正社員がおよそ32%で、無職も4%おり、
理由としては、およそ25%が「自分の病気等」、
およそ13%が「家族・親族の介護」を挙げました。

一方、「今後身に付けたい資格・知識」は、およそ22%が「パソコン」、
およそ14%が「経理事務・医療事務」を希望しました。

福祉部児童家庭課では
「5割程度の回答で全体の声とはいえないが、
潜在的なニーズをうまく掘り起こし、必要な支援につなげたい」としています。

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海人の仕事を体験してみよう! 今帰仁・天底小学校

2017年10月31日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

海人たちはどのような仕事をしているのか、
その仕事を追ってみようと、
今帰仁村天底小学校でこのほど、
「うみんちゅが教室にやってきた!
今帰仁の水産業ってどんなお仕事?」
と題した授業が行われ、
漁師が5年生の児童に対し、
日々の漁で使う水中銃や空気ボンベ、
刺し網などのさまざまな道具を紹介し、
子どもたちは興味津々な様子で活発に質問しました。

子どもたちは家庭科教室に移動し、
この日の朝、競り市場にかけられたガーラと
ムルー(イソフエフキ)、シルイュー(シロダイ)の
3種類の新鮮な魚を使い、
海人からうろこや内臓の取り方、
皮のはがし方、三枚おろしなどの手ほどきを受けました。

内臓などを開き、何を食べているのか調べる児童もいました。
そして、その魚を使い、児童25人が
切り身を特製たれに漬けた漬丼と魚汁を完成させました。

魚汁で使用したみそは、
6月の宿泊学習の際にみんなでつくったみそで、
美味しそうに味わっていました。

子どもたちは「上手にさばく方法を教わり、
海人はやっぱりすごいと思った」と話し、
「自分で調理したら、
残すのはもったいないと思ったので全部食べられた」と
お礼と感想を述べていました。

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宮古島市伊良部で豊年祭「ユークイ」行われる

方言ニュース 
2017年10月30日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

宮古島市伊良部の南区でおととい、
伝統の豊年祭「ユークイ(世乞い)」が行われ、
4つの集落の住民が御嶽内で踊りを奉納し、
五穀豊穣や無病息災を祈願しました。

国仲御嶽では引退するツカサンマを
皆でたたえる光景も見られ、
参加者は輪になって踊り、
地域の伝統行事をつなぐ責任と
喜びをかみしめました。

国仲御嶽には午前7時ごろから
地域の住民が続々と訪れましたが、
この地に入ることが許されるのは前夜祭と
ユークイ当日の2日間だけで、
古くから受け継がれてきた慣習を、
今も大切に守り続けています。

この後、ツカサンマらは御嶽の神前に
ごちそうを供えて去年の豊作に感謝し、同時に五穀豊穣と無病息災、
子孫繁栄の祈りを捧げました。

また、男性は円座で神酒を酌み交わし、
集落のさらなる発展に願いを込めました。

国仲自治会の宮国会長は「豊年祭を通して富をいただく。
地域にとっては本当に
大切な行事だ」と熱く語り、

豊年祭のために那覇市から帰郷した男性は
「数え40歳の青年が準備を担当するのも
何年も続いてきたことで、
任せてもらって光栄に思う。
この伝統ある行事を大切にしていきたい」と話しました。
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宮古島で折り紙ヒコーキのアジア大会が開かれる

「JAL折り紙ヒコーキ アジア大会」が、
来月4日と5日にJTAドーム宮古島で開催されます。

折り紙ヒコーキのアジア大会の開催は初めてで、
タイと韓国、香港、フィリピン、ベトナムから予選を勝ち抜いた
およそ30人が参加する予定です。

大会公式の紙は、宮古島のサトウキビの搾りかす=バガスから作った紙が使われます。
4日は折り紙ヒコーキ教室や各小学校によるトーナメントなどが開催され、
5日は巨大折り紙ヒコーキの制作や滞空時間を競う競技などが開かれます。

個人戦への参加は200円が必要で、両日とも航空教室が開かれます。
宮古島市では13年前から紙ヒコーキ大会が開かれており、
滞空時間のギネス記録を持つ、折り紙ヒコーキ協会の戸田会長は
「2020年に世界大会を東京で開催する。
その前にアジア大会をするなら宮古島だと思った」と述べました。

ところで、きょう10月25日の空手の日を記念して、
県はきょう、沖縄空手会館で、県指定無形文化財保持者らによる
奉納演武を披露するほか、29日には那覇市の国際通りで
2千人を超える参加を想定した記念演武祭を開催し、
「空手発祥の地・沖縄」を国内外に発信します。

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若者も戦争の歴史を知って チビチリガマに折鶴供え

2017年10月24日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

少年たちによる器物損壊事件が起きた
読谷村のチビチリガマにこのほど、
読谷中学校女子バスケットボール部の1、2年生が
自分たちで折った折り鶴を供えました。

部員の父親が
「逮捕された少年たちはチビチリガマが
どんな場所か『知らなかった』と言っていた。
今の若い人も同じではないか」と感じ、
子どもたちに自ら手を動かして
戦争の歴史を学んでほしいと
家族で千羽鶴を折り始めたのがきっかけです。

事件にショックを受けていたという部員ら24人は
呼び掛けに応じ、わずか3日から4日で千羽を折り上げ、
平和への思いを込めました。
そして、この日の放課後、
「自分たちが直接持っていきたい」と、
部員らはチビチリガマへの
およそ4キロの道のりをランニングして向かい、
チビチリガマ遺族会の与那覇会長に
見守られてガマの入り口に千羽鶴を結び付けました。

チビチリガマも訪れたことがあるという
主将の山城桃花さんは
「戦争になれば日常生活ができなくなり、
身近な人や自分も死ぬかもしれない。
戦争を起こさないために、チビチリガマは大切な場所なのに」
と話し、与那覇会長は
「遺族は事件に相当苦しんでいる。
皆さんの思いに心が癒やされる」と語りました。

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北中城村で村の魅力を発信する短編映画の制作発表

方言ニュース 
2017年10月23日(月)放送分

琉球新報の記事から紹介します。

北中城村はこのほど、
村の魅力を発信する短編映画
「きたなかスケッチ」の製作発表を
村役場で開きました。

主演は県出身のエンターテイナーの
仲宗根梨乃さんが務めるもので、
来年2月までに作品を完成させ、
今年度内に村内での上映会や
インターネット上での配信を目指します。

映画は、村出身の漫画家の主人公が、
地元を舞台とした漫画を描こうと
村内を取材する中で、
人手不足に悩む村熱田の伝統芸能
「フェーヌシマ」を
手伝うことをきっかけに、
村の魅力を再確認する内容です。

劇中で主人公が制作する漫画は、
村のホームページで公開し、
作画は県出身の漫画家の喜納柚日さんが務めます。

熱田フェーヌシマ保存会から指導を受けた
仲宗根さんは「エンターテインメントの
パワーを信じている。

フェーヌシマは、簡単に見せているけど、
とんでもない迫力がある。
かっこいい伝統芸能を感じてほしい」
と作品への意気込みを語りました。

また、新垣村長は
「全国に北中城村が知れ渡って、
来てみたいと思う映画になれば幸いだ。
いい映画に仕上げてほしい」
と期待しました。

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泡瀬ゴルフ場跡のタウナギ、安慶田中学のビオトープへ

2017年10月19日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

2013年に北中城村の
アメリカ軍泡瀬ゴルフ場内の池で見つかった
絶滅危惧種のタウナギ2匹が
このほど、沖縄市の安慶田中学校の
ビオトープにすみかを移しました。

安慶田中のビオトープでは以前からタウナギが生息しており、
2匹はようやく「安住の池」を得た格好です。

人工池で捕獲された12匹のうち、
10匹が飼料や環境変化に適応できずに
死んだため、県環境評価審査会から
保存のために、ビオトープや自然への
放流が求められていたところ、
放流先が決まっていないという
8月24日付の琉球新報の記事を読んだ安慶田中の地域コーディネーターの
屋宜栄勝さんが受け入れを思い立ち、
記者を通じて、関係者と連絡を取り合って、今回の引っ越しが実現しました。

組合の武米治郎事務局次長は
「開発のために引っ越してもらった。
捕獲から時間がかかりすぎたが、30年くらい生きるというので、
長生きしてほしい」とほっとした様子で、

屋宜さんは
「絶滅危惧種の保護に関われるのはいいことだ。
今まで通り、整備に取り組みたい」と意気込み、
與那嶺校長は「貴重な生物なので、
子どもたちにも紹介したい」と語りました。
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粟国村で子どものハブが見つかる

「粟国村で子どものハブが見つかる」
方言ニュース10月18日(水)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

粟国村字東にある塩工場の事務所でこのほど、
子どものハブ1匹が見つかりました。
粟国島にハブは生息していませんが先月、島内でハブが1匹捕獲されており、
今回の発見で2例目となります。

県衛生薬務課は
「1匹見つかったからといって、ハブが定着していると判断するにはまだ早い」
との見解を示す一方で、子どものハブであっても毒があるため、
見つけた場合は速やかに村役場に通報するよう呼び掛けています。

県によりますと、塩工場事務所入り口のアルミ戸の下部に子どものハブが
挟まっているところを従業員が発見し、県衛生環境研究所へ運んで調査したところ、
全長53・5センチ、体重29・1グラムのメスで、
大きさから8月下旬から先月にかけて生まれたと推定されます。

胃に内容物はありませんでした。
発見されたハブは粟国村から運ぶ時点では生きていたものの、
那覇市の泊港で確認した際には死んでいました。

県は先月から粟国島に捕獲器を30台設置し、
ハブ定着の有無を調査しており、今のところ捕獲器にはかかっていませんが、
「12月まで調査を実施し、その上でハブが
粟国村に定着しているのかどうかを判断したい」としています。

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沖縄芝居から戦争を見る 県平和祈念資料館で特別企画展

2017年10月17日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満市の県平和祈念資料館で、特別企画展
「戦世と沖縄芝居~夢に見る沖縄 元姿やしが~」が
開かれています。

戦前、戦中の文化統制や戦後の沖縄芸能の復興について
当時の新聞記事や写真、衣装などを通して紹介しており、
入場無料で、12月10日までの開催です。
文化などのアイデンティティーの尊重や
表現の自由が平和な社会につながることを
再認識しようと企画されたもので、
戦時色が濃くなるにつれ、
沖縄芝居でもうちなーぐちが
禁じられたことなどを紹介しています。

また、戦争で傷ついた人々を慰問するために
沖縄民政府が設立した竹劇団の平良良勝団長の衣装も展示され、
アメリカ軍の食糧袋をマラリアの薬で染め、
紅型のような図柄を描いています。
企画展を担当者した女性は
「沖縄芝居には郷土の文化が凝縮され、
人々が大切に守ってきたことを若い人にも感じてほしい。
平和の大切さを考える機会になればいい」と話しました。
また、見学した良勝さんの81歳の息子は
「戦後の芸能発祥の地であるうるま市に、
芸能の資料館ができたらいい」と話しました。

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