地域の交流の場を目指して、漢那共同売店が新装開店

2024年4月12日(金)放送分

担当は赤嶺啓子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

宜野座村漢那区の「漢那共同売店」が1日、
新装開店しました。

新しい店主の仲栄真リナさんは
「マチヤグヮー=商店」で育った世代で、
大漁旗を翻す日を目指し、漢那共同売店の新たな航海が始まりました。

住宅が碁盤目状に密接する漢那区ではかつて、
屋号を冠した個人が営む商店を中心にコミュニティーが形成されていました。

今回、閉店状態だった売店のオーナー募集があり
「マチヤグヮーをやりたい」という情熱で、リナさんが真っ先に名乗り出ました。

開店当日、総菜や弁当が好評で即完売し、
さらに調理に力を入れたいと意欲を示します。
駄菓子やおもちゃも充実させ、
子どもたちも楽しめる「一銭まちや」の雰囲気も盛り込んでいます。

「ゆんたくスペース」も計画中です。

夫で宜野座村漁業組合長の三七十(みなと)さんも
応援しており、鮮魚の直売も予定します。

リナさんは「もう一度、マチヤグヮー文化を復活させ、
幅広い世代が交流できる居場所を作りたい。
今の子どもたちにも、
心が通い合うマチヤグヮーの良さを知ってほしい。
地域と共に成長できるお店を目指したい。
楽しみしかない」と抱負を語りました。

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