県内での自動車後部座席のシートベルト着用が進んでいない現状があきらかに

方言ニュース 
3月10日 放送分
今日の担当は 上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します

県内での自動車後部座席のシートベルト着用が進んでいない現状があきらかに

自動車後部座席のシートベルト着用が県内で進んでいない現状が、
県警などの調査でこれまでに明らかになりました。

調査は道路交通法が改正されて全席でのシートベルト着用が義務付けられた
2008年以降、全国的に毎年同じ場所で調査されており、
県内では一般道は与儀交差点や高原交差点、嘉手納ロータリーなど7カ所で、
沖縄自動車道では西原、屋嘉、許田の各料金所付近で調査しています。

それによりますと、自動車後部座席のシートベルト着用率は去年10月の調査で、
県内の着用率は一般道で24・2パーセント、高速道で40・8パーセント、
いずれも全国平均の71・3パーセント、71・3パーセントと比べて
大幅に下回っています。過去の調査でも後部座席の着用率は常に全国平均よりも
低く、高速道でも31・6パーセントだった2012年のように
全国平均の半分以下だった年もあったということです。

後部座席に対し、運転席のシートベルト着用率は一般道で97・4パーセント、
高速道は98・1パーセントで助手席の着用率は一般道が92・1パーセント、
高速道は95・5パーセントと全国平均よりわずかに低いものの、
いずれも9割を超えているということで、着用率改善に向けた取り組みが求められます。

再生