認知症患者の家族を対象とした「ゆくりカフェ」を開設

方言ニュース 

11月13日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

認知症患者の家族を対象とした「ゆくりカフェ」を開設

琉球新報の記事から紹介します。

認知症患者を介護する家族がカフェで気軽に休息を取れるよう、
与那原町はこのほど、認知症患者の家族を対象とした「ゆくりカフェ」を開設しました。
町が業務委託した「コミュニティカフェよなくる」を無料で利用できるもので、
日常生活に若干の支障を来たすとされる、日常生活自立度がⅡa以上の
認知症患者を家族に持つ町内在住者が対象となります。

希望者は町福祉課窓口で申請すれば、よなくるを無料で利用できるチケットを
受け取ることができます。利用回数は月3回程度を想定しており、
コーヒーや紅茶が自由に飲める他、認知症に関する資料や書籍などが閲覧できます。

よなくるの浦崎酉香(うらさき・ゆうか)代表は
「一息ついて、自分のために時間を使うことが家族のためにもなる。
自分自身を取り戻すきっかけにしてほしい。」と呼びかけ、

福祉課の宮城きよみ課長は
「認知症患者の家族同士が顔見知りになり自然と家族会がつくられるような環境になれば」
と期待しています。

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