粟国村のシタリー節がCD化

2024年1月30日(火)放送分

担当は中川信子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

粟国村で昔から歌われている「シタリー節」を
粟国郷友会が去年9月、CD化しました。
「シタリー節」は高校進学で島を離れる子どもらに向けた教訓歌で、
千人並みの意地を持って勉強などに励むようになど、
立身出世や航海安全を祈願する内容です。
粟国港には歌碑も建っています。
昔から歌い継がれてきましたが、
近年は知らない村民も多く、
2014年に村老人クラブが色紙に歌詞を
書いて卒業する中学生に渡したことをきっかけに、
粟国郷友会が
「CDを作って多くの人に知ってもらおう」と
企画しました。
会員およそ250人を中心に村役場、村議、
村老人クラブなどから寄付金を募りました。
もともと、村民それぞれが節をつけて
歌っており、決まった曲はありませんでしたが、
CD化に当たっておととし、曲を募集し、
村出身の照喜名徹さんの曲が選ばれました。
収録では照喜名さんが歌三線を担当し、
歌やかけ声で村出身者が参加しました。
玉寄貞一郎会長は
「県民にもシタリー節を知ってもらい、
歌をきっかけに粟国村にも
足を運んでほしい」と話しました。
CDは税込み500円となっています。

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