家族をテーマに川柳セミナー開催

2024年1月29日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

琉球新報川柳セミナーが那覇市泉崎の
琉球新報社で開かれました。
新報川柳の常連投稿者や関係者19人が参加し、
新報川柳選者で県川柳協会理事の
大田かつらさんから川柳の基本や良い句を
詠むためのコツなどを学びました。
セミナー冒頭で大田さんは作句の心得を紹介し、
句ができ上ったら必ず読み返し
推敲することや、
自分の言いたいことが正しく表現され読者に
伝わるか確認することなどを助言しました。
後半は「家族」をテーマに
その場で1人一句作り、
互選で上位を決めました。

即吟作品の中から最も高得点だった
松川雄峰さん(72)歳は
「老い二人盆と暮れには大家族」を詠みました。
受賞のあいさつで松川さんは、
最近であった一句
「人生は前期後期の二毛作」を引用し、
「後期高齢者になっても楽しみながら
川柳を続けたい」と述べました。
松川さんと同点で秀句に選ばれた
大正真美さん(27)歳は
「ばあちゃんの遺影見守る披露宴」を
詠みました。
太田さんは
「どの作品も個性が出ていて良かった。
互いに学び合い、
今後もたくさん投句してほしい」と
呼び掛けました。

再生