天願区婦人会と老人クラブが手作りマスク配布

方言ニュース2020年6月9日(火)
琉球新報の記事から紹介します。

うるま市天願区婦人会と天願老人クラブ清流会が
地域で布マスクを手作りして配る「マスクコミューン」に取り組んでおり
マスクを買うために地域をまたいで移動しなくて済むように
地域内の高齢者や学校などに配っています。

およそ15人の女性たちが自宅や天願公民館で
およそ1200枚の布マスクを作っていて幼児用から大人用まで4サイズあります。

ミシンが不足したため市立あげな中学校のミシンを借りるなど
関係者が助け合いました。

マスクは自治会の班長を通しおよそ340世帯に配り、
公民館で区民向けに1枚300円で販売もしていて
メンバーは「感染の第2波が来ればまた品薄になる可能性がある。
備えておく必要がある」と話していました。

天願自治会の照屋勇会長は「とても心強い取り組みだ。
区内にマスクを持っていない人もおり、とても喜ばれている」と話し

天願老人クラブ清流会の城間末子会長も
「高齢者にとってマスクは緊急に必要だが一時なかなか手に入らなかった。
区費を持参する人などに提供している」と語っていました。
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