東村観光推進協議会がエコツーリズム大賞受賞

方言ニュース2020年3月4日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

環境省はこのほど「第15回エコツーリズム大賞」の特別賞に
NPO法人東村観光推進協議会を選定しました。

これは、エコツーリズムの優れた取り組みを表彰するもので、
今回は応募総数38件のうち大賞1件、優秀賞3件、特別賞4件、
パートナーシップ賞2件が選ばれました。

東村では、カヌー体験ができる慶佐次のふれあいヒルギ公園に
多くの観光客が訪れますが、
協議会では、慶佐次以外の地域の魅力もPRしようと、
2017年6月に協議会のガイドらで構成する
「東村世界自然遺産研究会」を発足させました。

村有林内の植生を調査しながらトレッキングコースを開発し、
おととし9月からはモニターツアーを実施しました。

また、現在は、カヌーでのみたどり着ける福地ダム北側のウコール山や
沢を満喫できる「やんばるの森の秘境ツアー」として
6人以下の少人数制で案内しており、
エコツアー先進地として、体験型観光の推進や
環境保全の取り組みなどを続けています。

協議会の妹尾(せのお)望(のぞむ)さんは
「これまでの取り組みが受賞につながりうれしい。
現在のツアー以外にも素敵な場所が数多くある。
新しいツアーメニューを考えるなど、今後も村の魅力を発信していきたい」
と語りました。

再生