令和初日、新たな命が誕生。

「令和初日、新たな命が誕生。」

方言ニュース5月10日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

「令和」へと改元された今月1日、県内各地では次々と新たな命が誕生し、
「平成」から令和にかけ、時代をまたいで分娩の痛みに耐えた母親や、
母親の胎内にいる赤ちゃんに新時代で対面を呼び掛け続けた家族など、
各地の病院で、さまざまな命のドラマが繰り広げられました。

このうち、沖縄市内の産婦人科医院では午前0時9分、
うるま市の会社員仲村渠博之さんと
恵理さん夫妻の次男の翔茉(しょうま)ちゃんが誕生しました。
体重2984グラムの元気な男の子で、命名に当たり
「新しい未来に向け、自分の好きな道で羽ばたいていけるように」
との願いを込めました。

恵理さんは妊娠中に体調を崩すことがたびたびあり、
入退院を繰り返し、「無事に出産ができるのか」との不安が尽きない中で
出産の時を迎えましたが、無事わが子との対面を果たし、
元気な産声を聞いた時には「思わず涙が出た」ということです。

「令和」初日の誕生になったことに、
博之さんは「この日を選んで生まれてきてくれた」とにっこりし、
生まれたばかりの愛息の寝顔をいとおしそうに見つめていました。

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