「春の全島闘牛大会」に向けて柵を再設置

2019年5月9日(木)
担当 上地和夫先生

県内外から多くの人が足を運ぶ「春の全島闘牛大会」を12日に控え、
会場となるうるま市の石川多目的ドーム付近で交通安全対策が急がれています。
会場に行くために道路を渡る際、
横断歩道のない箇所から中央分離帯を横切っていく人が出るのを防ごうと、調整を進めているものです。
ドーム前は県道73号石川仲泊線が通り、
沖縄自動車道石川ICを下りた車が速度を出して走ることが多く、死亡事故が起きたこともあります。
また、闘牛大会の日に分離帯を横切る人が続出したため、
およそ10年前に県闘牛連合会の要請で120メートルの柵を設置しました。
しかし、県中部土木事務所が3月下旬、
石川署の要請を受けて柵を撤去し、以前のように分離帯を横切れる状態となりました。
そのため、連合会はうるま市や石川署、県中部土木事務所に柵の再設置を要請し、
「春の全島闘牛大会」までに柵を再設置する方向で調整しました。
一方、ドーム横の市道から県道73号に入る際、柵が視界を遮り、市民から「見えにくい」との声があることから、
今回柵の再設置に合わせ、車の流れが市道から見えるよう市は合流点にカーブミラーを取り付ける予定です。
連合会の幸地会長は「柵が設置される方向となり安心している。安全に闘牛大会が運営できるようにしたい」と話しました。

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