糸満市が市内小中学校のクーラー設置率を100%へ

2018年3月22日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満市の安谷屋教育長は開会中の市議会定例会で、
市内の小中学校のクーラー設置率について、
来年度から2022年度までの5年間で
100%にする考えを明らかにしました。

小学校は来年度から3年間で、
中学校は2021年度から2年間で整備する計画です。

市教育委員会によりますと、
去年12月時点のクーラー未設置の普通教室は
10小学校の150室、中学校6校の73室で、
来年度は西崎小学校と校舎を改築する米須小学校に新設し、
喜屋武こども園は古くなったクーラーを更新します。

また、光洋小学校、兼城小学校、
西崎中学校の図書室などのクーラーも更新する予定です。

総事業費は公立幼稚園と子ども園も含めて
およそ6億4600万円を見込んでおり、
整備は文部科学省の補助事業を活用します。

市は来年度当初予算案に関連予算
およそ9850万円を計上しました。

一方、クーラーの維持管理にコストがかかることから、
市教育委員会はコスト削減のための利用マニュアルをつくって、
維持費の削減に勤めていく考えです。

糸満市の安谷屋教育長は
「長年懸念されていたことを確実に進め、
子どもたちの教育環境を整えていきたい」と話しました。
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