保育の受け皿増加へ 浦添市が市内幼稚園を認定子ども園へ

2017年6月14日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市はこのほど、総合教育会議を開き、
「市立幼稚園の認定子ども園移行に関する
基本方針案」を決定しました。

3歳から5歳を受け入れる子ども園とすることで、
幼児教育の充実や待機児童の解消などを図るもので、
2022年までに市内全ての公立幼稚園11園を
幼保連携型の認定子ども園へ移行させる計画です。

また、11園のうち5つから6つの園を公設民営に、
残りを公設公営にする予定で、
2018年度には仲西幼稚園が公設民営型の認定子ども園へ
移行する計画となっています。

市は今月5日から始まっているパブリックコメントを経て、
庁議で方針を決定します。

保護者の就労にかかわらず、
3歳児から受け入れる子ども園は
夏休みなどの長期休暇がなく、土曜日も受け入れます。

また、4月1日からの預かりが可能で、
給食の提供もあります。

子ども園が小規模保育所の卒園児の受け皿となることで、
保育所の枠に余裕が出て、待機児童の解消にもつながるとしています。

移行には給食提供のための施設整備などが必要となりますが、
市の担当者は「保護者が安心して子どもを預けることができるようになる」
と意義を強調しました。
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