野生外来イノシシ対策 説明会開催

 方言ニュース 
2020年10月28日(水)
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
県環境部による「慶良間諸島における外来イノシシ対策事業について」の住民説明会がこのほど、渡嘉敷村中央公民館で村住民ら多数が出席して開かれました。
現在、県環境部では、慶良間諸島に生息する外来イノシシ対策を行っており、今年度の事業では、渡嘉敷村での捕獲作業を来月11月3日から
来月末にかけ実施する予定です。
説明会で自然保護課担当職員は、渡嘉敷村で2003年ごろからイノシシが野生化して繁殖し、海を渡り座間味島、慶留間島などでも農作物などへの被害が相次いでいると説明し、それ以外にも島の貴重な生物への生態系へ影響が懸念されることから野生イノシシの根絶、生態系保存対策などについて話しました。
引き続き、県環境科学センター担当職員が、わなによるイノシシの捕獲方法、
囲いわな、箱わな、くくりわな、銃による発砲駆除などを説明しました。
また、捕獲にあたり住民や観光客への注意喚起や安全対策などを呼び掛けました。
住民の(81)の男性は「島の貴重な自然、植物、
生物などを守るためにもぜひ野生イノシシの根絶を図ってほしい」と要望しました。
               

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