月別アーカイブ: 2019年1月

県教育庁が中学の部活動の位置づけを明確に

2019年1月24日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。

県教育庁は中学の部活動の位置付けを明確にし
週当たり2日以上の休養日1日の活動時間は平日は2時間
学校の休業日には3時間程度までとすることなどを示した方針を策定し
県立学校や市町村、PTAスポーツなどの関係機関・団体に周知しました。

部活動は生徒が自主的・自発的に参加する学校教育の一環として行われており
顧問をする教員の長時間労働や勝利至上主義による過度な練習や指導が問題となる中
スポーツ庁は昨年3月にガイドラインを策定しました。

県のものはこれに準じた内容で高校でも適用されるほか
県独自でスポーツ少年団など小学校での活動も加えています。

県の方針では指導・運営の体制整備として各学校は
年間の活動計画を作成して公表すること体罰やハラスメントを
根絶することなども示しています。

従来から学校単位で行われていた内容を改めて県全体で整理した形となり
今後はこれを参考に 市町村教育委員会でも同様の内容を検討します。

教員の多忙化を解消し専門的な指導を行うために進められる
学校外の人材を活用した「部活動指導員」の位置付けや研修も明記されています。

県教育庁の担当者は
「学校教育は競技性だけではない。知徳体のバランスが取れた
豊かなスポーツライフへ体制が整うと思う」と期待していました。

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世界自然遺産登録見据え、マナーブック発行

2019年1月23日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

世界自然遺産登録を見据え
県は自然遺産候補地である竹富町西表島の
豊かな自然と島民の生活環境を守ろうと
観光客に配布する「西表島マナーブック」を発行しました。

西表島には現在年間35万人ほどの観光客が訪れていますが、
一部の観光客の行動が自然・生態系や島民生活に
支障を与えているとの指摘があり、
自然遺産登録後には観光客が急増し
さらに負担が増すとの懸念があります。

島で観光する上での注意点が
イラスト付きで紹介されているマナーブックでは
国の天然記念物「イリオモテヤマネコ」の事故が多発していることから
ロードキルに関する注意や自然や生態系に影響を与えないための
観光マナーを紹介したり、
景勝地で人の排せつ物による悪臭が問題になっていることから
トイレに関する注意点や島民の生活の場を
乱さないような行動についてのアドバイスも盛り込まれています。

マナーブックの発行は世界自然遺産普及啓発事業の一環で
10万部を発行しており、
2019年度には英語・中国語にも対応する予定で
石垣島と西表島を結ぶ船舶を運航する3社や
日本トランスオーシャン航空の協力により
配布・普及を図り、15日から配布を始めています。
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知名 孝先生「メンタルヘルスに興味をお持ちのあなたへ」(前篇)

「万国津梁」とは、「世界の架け橋」を意味する言葉。
沖縄国際大学で日々どのような研究や教育が行われているのかを発信していく番組です。
1月23日の放送では、総合文化学部 人間福祉学科の知名 孝先生を迎えてお送りしました。
講義タイトルは「メンタルヘルスに興味をお持ちのあなたへ」です。
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京都造形芸術大学教授の大野木 啓人さん

大野木さんは京都市の出身。大学卒業後、1967年から個展、公募展、グループ展で彫刻作品を発表。1972年からディスプレイの仕事を中心に立体造形を担当。1983年三宅一生『ボディワークス』で人形製作を担当。以降、ファッションデザイナーと組み、多くの新しいマネキンを発表。主な参加作品として三宅一生『ハート展』、『AUN展』、など。
また、国立民族学博物館『赤道アフリカの仮面展』や『ラテンアフリカの音楽と楽器展』『現代のジャワ更紗展』など、美術館の企画展でアートディレクションや会場構成なども手がけています。産学連携で、二条城ライトアップ、松江武者行列他、多数のプロジェクトに取り組んでいる。常に「人に優しい空間とは何か」をテーマにその活動範囲を広げています。
京都造形大は今最も勢いのある芸術大学として注目されているが、大野木さんは副学長も務められた大学経営のキーマンです。
そんな大野木さんが近年は沖縄に魅せられて頻繁に来られているとのこと、対談はそのあたりから・・・
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①勝連城記念祭 開催/②第4回うるま市景観賞 発表!

2019年1月22日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から2つ紹介します。


勝連城復活プロジェクト実行委員会は
勝連城10代目城主・阿麻和利の
没後560年を記念した「勝連城記念祭」を
うるま市の勝連城跡二の曲輪で開きました。

阿麻和利が亡くなったとされる
旧暦11月15日に開かれ
市立南原小学校の児童や関係者らが参加し
地域の偉人をしのびました。

プロジェクト実行委員会の牧門司委員長は
「勝連城にまつわる全ての人々と
今までの恩返しを兼ねた催しを開催できてうれしい」
と語り、南原小学校の又吉康介児童会長は
「記念祭の開催を阿麻和利も喜んでいると思う。
勝連城を世界に羽ばたく城にしていきたい」と
話していました。 


うるま市内の良好な景観づくりへの貢献をたたえる
「第4回うるま市景観賞」が発表され
建築物・まちなみ部門でソーランカーのガジュマルと
伊計島集落のすーじみちが選ばれています。

「涼み台」と呼ばれる
暑さをしのぐ縁台などは島独特の建造物で
今回、景観賞に指定されたガジュマルは
2本の木が支え合うようにアーチ状になり
木のたもとのベンチでは、高齢者らが
おしゃべりを楽しんでいる様子が見られています。

伊計島の玉城正則自治会長は
「島の自然は先輩たちが守り残してくれたもの。
大切に次の世代へつなぐ責任もある」と話していました。

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2019年1月21日 第432回目の放送分です

1月21日 第432回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本大漁編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、ヴァイオリニストの大城敦博さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
川崎 びんがたを紹介

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辺野古のレストラン「ワシントン」 名物復活

方言ニュース  
2019年1月21日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

1959年に創業し、2000年まで営業していた
名護市辺野古のレストラン「ワシントン」がこのほど、
名物のタコスとタコライスの販売を15年ぶりに再開しました。

初代の玉利栄次郎さんとトヨさん夫妻から、
味を引き継いだ長男の朝輝さんと妻の明美さんが
手作りの味を復活させたもので、
経営が軌道に乗れば、今後他のメニューも復活させる予定で、辺野古区がにぎわい、
活性化する将来を描いています。

栄次郎さんはトヨさんと二人三脚でレストランを切り盛りし、
「あの時はすごかったよ。
1日2回パーマ当てよったよ」と、
辺野古の街が潤っていたと振り返ります。

「今の自分がいるのは、両親がアメリカ兵相手に
商売していたから。
シュワブがあったから、子どもたちを育てることができた」
と感謝の気持ちを両親にささげる朝輝さんは、
辺野古で飲食できる場所を増やすことで、
昔のように多くの人で辺野古がにぎわうと考えており、
「たくさん店ができることで、
多くの人が辺野古を訪れるようになる。
一歩一歩始めたい」と話しました。

明美さんも「辺野古に来たら楽しいことがあると知ってもらいたい。
新基地とは関係はなく、
辺野古のいいところを見てほしい」
と笑顔を見せていました。

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