8月27日 第412回
うちな~噺家、藤木勇人こと志ぃさーが、秋田出身で沖縄文化に詳しいフリーのしゃべり手、佐々木仁子をアシスタントとして迎え、沖縄ヤマトグチと秋田ヤマトグチで番組内の各コーナーを軽妙につないでまいります。 そして定期レギュラーとして神奈川・東京WEBマガジン、ハブコネクションの釣本忠勝編集長にも登場していただき、大和での沖縄芸能情報をピンポイントで届けます。
オキナワンドリーム
ゲストは、三線工房きよむら 清村斉さんの人生について伺います。
ヤマトde沖縄酒場
中目黒にある「れきお」を紹介
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2018年8月27日 ギャラリーショップRENEMIA
伝統を気軽に楽しんで 沖縄市で「エンターテイナーショー」開催
方言ニュース
2018年8月27日(月)放送分
担当は糸数昌和さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
伝統芸能を気軽に
多くの人に見てもらおうと、
沖縄市観光物産振興協会は先月7月から
琉球芸能によるエンターテイナーショー
「琉球芸能うとぅいむち~沖縄市への誘い」を
沖縄市上地の民謡クラブ「なんた浜」で開催しています。
通常は1演目に数十分かかるものを、
1演目当たり3分から5分に短縮し、
およその10演目を45分程で
鑑賞できるもので、
県立芸大の卒業生らが出演し、
若手の技術向上も狙います。
また、会場が市繁華街中心部にあることから、
周辺施設への経済波及効果も
期待できるということです。
このほど開かれた公演には、
県内外からおよそ30人の観客が訪れ、
福井県から観光で来た24歳の女性は
「初めて生で沖縄の芸能を見られて、
もっと沖縄のことが好きになった」と話し、
一緒に訪れた友人と
カチャーシーを笑顔で踊っていました。
市観光物産振興協会の山田事務局長は
「観光客だけでなく、
沖縄の伝統芸能を見たことがない県内の方にも
ぜひ楽しんでもらいたい。
鑑賞後は、コザの夜の街を歩いて楽しんでほしい」
と、来場を呼び掛けています。
オープニングトーク『旧盆明けだけど、みなさんお疲れはないですかね~』
2018年8月24日 ジュンク堂書店那覇店
県内各地 ウンケーの風景
2018年8月24日(金)
担当 糸数昌和先生
旧盆入りウンケーのきのう、
県内各地の家庭では、家族や親戚らが一同に会し、料理や果物を仏壇に供え、先祖の霊を迎えました。
このうち、八重瀬町の男性宅では、
母親を合わせた4世代30人ほどが集まり、門前で先祖を迎え、仏壇に向かって手を合わせた後、
ウンケージューシーやもずく汁など女性陣が腕によりを掛けて作った料理を全員でいただきました。
一方、石垣市内の各地では、八重山の伝統行事「アンガマ」が行われ、
あの世からの使いとされるウシュマイとンミーが、
花がさをかぶった子孫を引き連れて集落の各家庭を回り、
歌や踊りをささげて祖先を供養し、子孫繁栄を願いました。
このうち、ある男性宅では、ウシュマイとンミーが甲高い声で
八重山の言葉であるスマムニを交えた独特の珍問答を披露し、
子どもたちからの「どこで生まれてどこで育ったの」という質問には
「グソー生まれ、登野城育ち。一緒にグソーに行く?」と回答して
子どもたちから「嫌だ」との言葉を引き出し、笑いを誘っていました。
4年ぶりにアンガマを呼んだというこの男性は
「親父もずっとアンガマをしていたので、良い供養になったと思う」
と笑顔で話していました。