迷い込んだアオウミガメ 無事に救出される

方言ニュース  
2016年6月27日(月)

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

今月20日午後8時ごろ、
体長が1メートル余で、
体重100キロ余あるアオウミガメが
渡嘉敷村の渡嘉敷港の
儀津埼海岸臨海道路に迷い込み、
村職員らの手によって無事救出され、
海に戻されました。

村内に住む(65)歳の男性が
渡嘉敷港儀津埼海岸付近で
夜釣りを終えての帰り道、
村儀津埼の村グリーンセンターと
遊漁船船揚場の中間付近の道路脇で
発見したもので、
男性は、このままでは道路脇の
山裾の雑木林に入り込み、
海に戻れなくなる可能性が高いと見て、
役場職員に救出を求めました。

訪れた職員2人とブルーシートにくるみ、
海に運ぼうと試みましたが、
重くて無理なため、
近くの業者に応援を依頼し、
フォークリフトを提供してもらい、
およそ100メートル離れた
遊漁船船揚場まで運び込み、
無事に海に放しました。

救出に当たった村役場の(39)歳の
男性職員は「渡嘉敷港の砂利だらけの
海岸浜辺に卵を産みにはい上がり、
砂利でできた壁からおよそ1メートルの
車道に落ちて迷ったと思われる。

無事に救出できてよかった」と、
初めてのカメの夜間救出劇に
笑みを浮かべました。
再生