看板犬「そら」が戻ってきた

2015年5月12日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

名護博物館の看板犬で去年死んだ
琉球犬の雑種「そら」が剥製になり、
今月1日から博物館ギャラリーで始まった
新収蔵品展で再び、看板犬として
来館者を迎えています。

そらは初代の館長が市内で拾い、
2005年から博物館で
飼うようになりました。
当初名前は「とら」でしたが、
いつのころからか博物館に遊びに来た
子どもたちが「そら」と呼ぶようになりました。

そらは、人懐っこく賢い犬で、
来館者にかわいがられたということで、
博物館の中庭にある高倉の下が
お気に入だったことから、
「高倉健(犬)」と
呼ばれることもありました。

近所の犬との間に子犬も生まれ、
「くも」と「あめ」と名付けられましたが、
去年、体調を崩して死にました。

博物館の職員でそらの世話をしていた
島袋南さんは
「そーらーが戻ってきたみたい」と
里帰りを喜び、
「少し左に傾いた座り方も生きていた時と一緒だ」
と話しています。
 
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