名護市の光文字、20年の節目で終了 

方言ニュース 

1月8日 放送分
今日の担当は伊狩典子さんです。

名護市の光文字、20年の節目で終了 

琉球新報の記事から紹介します。

年末年始に名護市の銭ヶ森の斜面にともされていた光文字の点灯が、
今月の20回目で終了します。
光文字は東江中学校出身の新成人らが1996年から市民に届けてきたメッセージで、
名護の風物詩にもなっていますが、機材の提供や県が管理する設置場所の
使用許可手続きを担ってきた支援者らが『20年の節目で一区切りにしよう』と判断し、
光文字実行委員会の解散を決めたためです。

ただ、市や他の団体による継続にも期待しています。

光文字は成人の門出を迎えた東江中卒業生らが地域に貢献しようと考え、
父母の協力を得て企画したもので、1回目は光ある未来に期待する意味を込めた
【光】でした。

また、1998年はアメリカ軍普天間飛行場の移設問題をめぐる住民投票で
分断された人間関係を取り戻そうとの思いを込め【和】の光文字をともすなど、
名護の世相も表してきました。

最後の光文字は今月11日午後6時の点灯と同時に発表されますが、
「最後の文字には感謝の思いを込めた。ついた瞬間みんなに驚いてほしい」
と話しています。

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