三板の日イベント、民謡ファンでにぎわう

2024年3月22日(金)放送分

担当は赤嶺啓子さんです。

琉球新報の記事の中から紹介します。

「三板(さんば)の日」の3月8日、
沖縄三板協会主催の第21回三板講習会&
民謡ライブが沖縄市民会館中ホールで開かれ、
およそ200人のファンでにぎわいました。

三板は琉球伝統芸能に欠かせない打楽器で、
2010年に日本記念日協会から記念日登録証を授与されています。

協会では三板は全てのジャンルの音楽になじむとアピールし、
照屋政雄会長のユーモアたっぷりのあいさつを受けた講習会では、
老若男女が初心者と経験者に分かれ、
協会の講師10人余が三板の基本を指導しました。

その後、全員で「東京ブギウギ」や民謡曲を合奏し、
軽快なテンポの響きに笑顔が広がりました。

知人から誘われ、父と妻の3人で参加したという
大阪出身の公務員の男性は
「ほんとに楽しいイベントだった。満喫した」と話していました。

一方、同時に開催された第7回
「輝け!セイ小大賞」には2人組の「とぅるるんてん娘」が選ばれました。
セイ小の愛称で呼ばれる民謡の大家、
登川誠仁さんが三板の普及の功労者として創設された賞で、
その登川流の2人がコンビを結成しただけに、
「師匠へ恩返しができた」と喜びを爆発させました。

再生