福島出身の高校生・小野さん、宜野座村で充実した日々

2024年3月19日(火)放送分

担当は中川信子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

福島県いわき市出身の小野覇空真(はくま)さん(16)は、
宜野座村松田区で青春を過ごし、
名護市辺野古の沖縄工業高等専門学校に通い、
大好きな農業に携わっています。

「ヤギの山学校」の上江田武信(たけのぶ)さんとも出会い、楽しみが倍増しました。
時には三線を奏で、畑や動物に接し、ひたむきで無垢な純粋さは、
畑仲間の大人たちを元気づけています。

覇空真さんが3歳の時に東日本大震災が発生しました。
まだ幼かったため、震災の記憶はなく、
覇空真さんは久米島にある
「沖縄・球(く)美(み)の里(さと)」を何度か訪れるうちに久米島を気に入り、
2016年に母親と移住しました。

宜野座村松田区に移住後、上江田さんと一緒に
農業と動物の「農畜連携」を実践します。

高専ではメディア情報工学科で学び、
上江田さんや農業仲間がITに詳しいことも
「願ったりかなったり。最高の環境です。」と感謝し、
上江田さんは「覇空真さんは自分で考えて行動する。畑とヤギに恋活中だ」
と応援します。

覇空真さんは春休みに、
久米島と岡山県の保養地でボランティアを行い、
将来は、農業とITを融合させて社会に貢献したいと考えています。

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