東北に復興への思い届け 平和祈念公園にひまわり畑

2024年3月14日(木)放送分

琉球新報の記事から紹介します。

東日本大震災から13年となった11日、
復興と平和を願うひまわり畑が
糸満市摩文仁の平和祈念公園に
今年も開園しました。

福島県大熊町(おおくままち)で育ったひまわりの種が
植えられ、
およそ2300本が花開きつつあります。

平和祈念公園は2015年から、
福島県を支援する県民でつくる
「福島・沖縄絆プロジェクト」から
種の提供を受け、
3月に合わせてひまわりを育てています。

開園式典で、県平和祈念財団の金城克也会長は「多くの県民に見てもらいたい」
と述べました。

福島・沖縄絆プロジェクトの
鈴木伸章(のぶあき)副理事長は
「満開になった後は種を採取して
5月に大熊町に届け、
沖縄で育った種が東北で花を付ける。
交流をずっと続けていきたい」
と願いました。

また、市内の保育園の園児
およそ50人が遊戯を披露し、
ひまわり畑を見学し、
5歳の園児は
「きれいだった」と話しました。

ひまわり畑は
平和祈念公園エントランス広場にあり、
見学無料です。
来月4月上旬ごろが見頃ということです。

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