平和の大切さ伝えて

2022年4月19日(火)放送分

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

糸満ジュニアバレーボールクラブの
児童ら16人がロシアのウクライナ侵攻を受け、
先月、ひめゆり平和祈念資料館に
女子5千円、男子5千円の
合わせて1万円を寄付しました。

クラブは去年の夏休みに、市から提供された
無料チケットでひめゆり資料館を見学し、
平和の大切さを感じて、沖縄戦は沖縄にとって
切っても切れないことだと学びました。

その後、ロシアのウクライナ侵攻を
報道で目にして、クラブとして
何ができるか意見交換し、
「戦争をやめてほしい。
平和が大切だと世界に伝えてほしい」
という声が上がりました。

そして、ひめゆり資料館が行う
平和の発信活動を支援するため、
支援金の寄付をしようと意見がまとまり、
クラブで集めたアルミ缶リサイクルによる
収益と、保護者会の会費から寄付しました。

女子児童は
「今、現地では爆弾から逃げている
子どもたちがいて、沖縄も戦争の時、
ガマに逃げていたことが同じ。
早く戦争が終わってほしい。
そのためには平和の大切さを伝える資料館が
大切だと思う」
と思いを語りました。

ひめゆり平和祈念財団の我那覇亮司事務局長は
「入館者が減っている中寄付にとても感謝している。
今後も活動を未来につないでいきたい」
と感謝の気持ちを述べました。

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