地域に恩返し

2021年12月2日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

【まずは、お気軽にご連絡下さい。
なんでも手伝います!】
那覇市の首里大中町自治会青年部はこのほど
「なんでもお手伝い券」を発行し、
およそ230世帯の自治会会員に配布しました。

10月から依頼を受け、
大きな木の剪定や庭の草刈り、
縁側の古くなった木の撤去などを行い好評で、
地域住民からは感謝の言葉が伝えられているということです。

「自分たちができることをして地域に
恩返ししよう」との思いから始めたのが
「なんでもお手伝い券」で、
幼い頃に作ったお手伝い券や肩もみ券の
発想がきっかけになったということです。

青年部の部員はおよそ30人で、
20代から30代が多く、
首里大中町で育ったメンバーです。
文化の日に行われる「琉球王朝祭り首里」で
揚げる「旗頭」に誇りを持っています。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で
およそ2年間、行事や活動を自粛し、
青年会の亀谷貴昭部長は
「地域住民とのつながりが
薄くなっていることを肌で感じた」
ということで、
「地域とのつながりや、
日頃から顔と顔が見える関係を大切にして、
旗頭を揚げた時に心から応援して
もらえるよう地域を発信していきたい」
と語りました。

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