赤土流出を防止するための対策について学ぶ

方言ニュース1月8日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

「第3回赤土等流出防止対策実践ツアー」がこのほど、金武町、宜野座村で行われ、那覇市内の小学生らおよそ30人が参加し、模型を使って赤土流出防止の仕組みを学んだり、宜野座村内の農地で畑からの赤土流出を防ぐグリーンベルト植栽の体験などをしました。ツアーはおきなわ環境クラブと沖縄教育旅行社が県の委託で実施したもので、子どもたちは金武町のネイチャーみらい館で、赤土流出がモズク養殖などに影響があることや、畑の地面を緑肥や、枯れ草などを敷き詰めるマルチングで覆うことが流出防止策などに効果があることについて説明を受けました。また、傾斜をつけた容器に赤土を入れ、水を流す実験にも取り組みました。さらに、流出対策として土の上に草などを敷き詰めた容器と、何もしていない容器にそれぞれ水をかけ、流れ出る水の濁り具合が異なることを確認しました。参加した4年生の女の子は「緑肥などで土に雨が直接当たらないようにすることが効果的だと分かった」と話していました。

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