盲導犬について学ぶ -伊江小学校-

方言ニュース11月20日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

伊江小学校の4年生はこのほど、村内に住む金城美千代さんと盲導犬ノエルを招き盲導犬について学びました。この中で、金城さんは「盲導犬とは目の不自由な人が安全に歩くための手伝いをする犬で、ハーネスとは、飼い主と犬を結ぶ安全ベルトです」と盲導犬について説明しました。また、「フェリーや乗り物での優先席は、高齢者や障がいを持った人が座る席で、盲導犬はそこに案内するように訓練されていますが、そこが空いてないと混乱します。皆さんは優先席には座らないでほしいです。体の不自由な人も安心して暮らせるよう優しい心を持ってください」と話しました。一方、子どもたちからの「料理はどうしていますか」「ノエルが仕事をしているとき他の犬が来たらどうしますか」などの質問に、「料理も、調味料などは点字で書かれているので問題ありません。盲導犬は訓練されているので仕事中は他の犬がいても関わりません」など丁寧に答えていました。さらに、「洗濯物をたたむときにペアが分からないので困ることや、掃除機をかけて掃除をしているときはお客さんが来ても、電話が鳴っても聞こえないので困る」と普段の生活の中で不便を感じることも話していました。

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