大学生がプラストロー廃止へ 宜野湾市へ陳情

方言ニュース 
2020年12月16日(水)
きょうの担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。宜野湾市に住む早稲田大学2年の林みなみさんが、先月、プラストローの廃止や、
代替品の導入を後押しする補助金や条例の制定を求める陳情を県議会に出しました。 アルバイト先のカフェでプラスチック製ストローの使用に
疑問を持ったことをきっかけに、プラストローの必要性に関するインターネットのアンケートを実施し、およそ千人が回答を寄せ、71%が店で冷たい飲み物を飲むための
ストローは「なくてもいい」
と答えたことによるものです。
林さんは、大学で国際関係や環境問題を学んでいますが
新型コロナウイルスの影響でリモート授業が続いているため、春から故郷に戻り市内のカフェでアルバイトをしています。
その中でプラストローが
大量消費される様子を見て、
店長に紙ストローなどへの交換を申し出ましたが、
コスト面が壁だということが分かり、「プラストロー廃止に向けた課題が分かって良かった。あきらめて捨て続けるのは嫌だ」と思い、世論調査を実施しました。
林さんは「変化をもたらすための移行期間を行政が後押ししてほしい。
美しい自然がある沖縄だからこそ、沖縄らしいSDGsとして全国に先駆けて取り組んでほしい」と話しています。  

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