例年と違うウンケー 重箱は小さめ

方言ニュース

2020年8月31日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事からお伝えします。

きょうは旧盆のウンケー。
お中元を持参して訪問し、仏壇に重箱を供え、
集まった親せきでオードブルを囲む姿が一般的ですが、
コロナ禍の今年は様子が異なっています。

新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、
大人数で集まることを控える家庭が
多くなっているためで、
今年のオードブルや重箱は「小さめ」が
売れ筋となっています。

宜野湾市のケータリング会社によりますと、
例年は5、6人用のオードブルを
複数台購入する客が多くいますが、
今年は3,4人用と小さいものを1台だけ
購入する客や、
「取り分けは感染が心配」という理由で、
弁当を注文する客が増えているということです。

「予約は例年の4割。
大打撃だが、注文してくれるお客様のために
柔軟に対応したい」として、
宅配の配達可能エリアを広げました。

一方、親戚宅を訪問するのを控える人が多いため、
お中元は「ネット注文」や「配送」が
トレンドとなっており、
イオン琉球では、お中元のネット販売が
2倍に増えました。

重箱やオードブルもネットスーパーで注文し、
ドライブスルーでも受け取れるようにした店舗もあり、
「いつもとは違うお盆だが、
先祖を思う気持ちは変わらないだろう。
気持ちに応えられる提案をしていきたい」
としています。
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