方言ニュース2020年5月6日(水)
琉球新報の記事から紹介します。
県内では3月下旬からレギュラーガソリンの小売価格が急下落し、
1リットル当たり100円を切る給油所も出てきました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済活動や外出の制限で、
原油需要が急速に減少し小売価格に影響しており、
関係者からは価格競争を懸念する声の一方で、外出自粛による需要の減少で
「安く販売しても利益が出ない」と窮状を訴える声も漏れました。
このうち沖縄市内のある給油所の店長は
「ここ1カ月近く価格が下がっている」と話します。
店頭割引などでレギュラーガソリンが
1リットル100円を切る時もありますが、
近隣では90円台前半で販売している所もあり、
「固定費などを考えるとそこまではついていけない」と困惑します。
ある小売大手の担当者は
「全油種で1リットルが毎週2円ずつくらい下がっている」とし、
今後1カ月は下落が続くと推測します。
価格が下がっても、新型コロナによる外出制限解除の動きは見通せず
需要は頭打ちとなっており、
「ガソリンが売れず価格競争が始まりそうな地域もある」
と競争激化を懸念しています。