台風7号 各地で影響

方言ニュース  
2018年7月2日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

暴風と大雨を伴い、
台風7号は週末の沖縄地方を襲い、
きのうの日曜日は、
観光施設やスーパーも営業時間の短縮を余儀なくされ、
市町村が開設した避難所にはお年寄りらが
身を寄せ、不安な夜を過ごしました。

また、那覇空港は、航空便の欠航を受けて
ロビーは多くの人でごった返し、
石垣市から来た(63)歳の女性は
「今年1月に亡くなった兄が
生前お世話になった人へのお礼に来たが、
空港に来てから欠航だと知った。
台風で足止めをくらったのは初めて」
と肩を落としていました。

市町村も各地に避難所が設置され、
このうち沖縄市役所に避難した
86歳の女性は
「家がトタン屋根で雨漏りもする。
扉もガタガタいうので、
強い風で吹き飛ばされないか心配」と
不安な表情で話し、
「命が一番大事」と繰り返し話しました。

一方、スーパーは食品を買い込む客であふれ、
イオン那覇店を訪れた
20代の台湾人女性観光客は
「帰れなくなって空港から引き返してきた。
台風で外では食べられないので
ここに買い物に来た。
台風は怖くないが、明日は仕事なので帰れなくて心配だ」
と話していました。
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