「 外国産の冷蔵庫が増加 」

「 外国産の冷蔵庫が増加 」
方言ニュース6月28日(木)放送分。
今日の担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

沖縄地区税関は「冷蔵庫の日」の今月21日に合わせて、
冷蔵冷凍庫の輸入状況などをまとめました。
去年は数量で前の年に比べて76・6%増の1万3624台となり、
初めて1万台を突破しました。
金額では2・3倍となる4億7500万円に上り、
共に1988年以降で過去最高となりました。

県内の好況が続いていることに加え、国内メーカーが生産拠点を海外に
移していることが背景にあります。
かつて日本製品が三種の神器として豊かさの象徴だったのも今は昔となり、
安さを求めて調達先に変化がでているようです。

沖縄への輸入は1999年以降増加基調が続いており、
それ以前は県外を通じて輸入されていましたが、
需要の伸びに合わせて直接輸入されるようになったということです。

国別に見ると、中国とタイからの輸入がほとんどを占めています。
冷蔵庫の中でも外国産への転換が進むミドルクラスや、1人暮らし向けの
比較的安価なもののニーズが高まっていることが増加を後押ししています。

輸入は今後も堅調に推移すると見られ、
現在は県外を通じて輸入されることが多い宿泊施設向けの冷蔵庫が
直接沖縄に入るようになれば、さらに伸びる可能性もあるということです。

再生