浦添市が印鑑登録証明発行で性別記載不要の条例改正

2017年3月29日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

浦添市議会は今月24日に開いた本会議で、
印鑑登録証明書の発行に際し、
申請があった場合には男女の別を
記載しなくても良いとする条例改正案を
全会一致で可決しました。

浦添市によると、県内初の取り組みということです。

浦添市は性の多様性を認め合う
「レインボー都市宣言」をことし1月1日付で行っており、
その一環で、自動交付機については、
システムの改修が必要なことから
当面は窓口での受け付けに限定しての対応になります。

他府県でも同様の取り組みが広がっており、
印鑑登録証明書の登録用紙に
性別を記載する項目がない自治体もあります。

また、23日に答申があった
第3次浦添市男女共同参画行動計画案では、
他の各種証明書にもできるだけ
取り組みを広げることを盛り込みました。

国の事務処理要領では、
印鑑登録証明書で「男女の別」が登録事項となっていますが、
一方で国は去年12月、印鑑登録証明書と住民票の写しに
性別を記載しなくても「差し支えない」と通知しています。
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